姿勢を真似ることではなく、その姿勢をとることで何がしたいのかが大事(かも)

長いタイトルで全て言ってる本日のブログ。以下は言わば解説です。

健康体操とか運動指導とかで、これをやりましょうと言われることがあります。
そういう場合、その体操の形をまねるのが目的ではなくて、その体操をすることで身体のどこかを動かすことを目指していることが多いです。
毎週施術している方で、いつも見ない太ももの引きつりがあった方がいました。
聞けば、わき腹もつるらしい。何かいつもとちがうことしましたか?と聞いたところ、「こうやってウォーキングすると良いって言われた」と、両足が交互に一本の直線の上を歩くようなウォーキングを勧められたそうで。「そのお時に骨盤を出すようにしてって」とやってみせてくれたのですが、もっと痛くするかもしれないので今はやめておいてくれるようお願いしました。
おそらくですが、その歩き方でしたいことは、脊柱の回旋のあるウォーキングです。ところが、人によっては形をまねただけでは脊柱の回旋にはつながらない状態の方もいらっしゃいます(っていうか高齢になるとそういう人の方が多め)。
まずは、
 仰向けで膝を立てて膝と膝の間を離して上半身がついてこない程度の無理のない範囲で左右にゆっくり倒すこと
 立った状態で膝を軽く曲げ、両手をぶらぶらさせて体を軽くひねること
を、おすすめしてみました(太字大事)。

体操等を勧める場合、勧めた人は何か目的があってそのための動きを勧めていても、受け取る側は「その形ができるか否か」に意識が向くことがよくあります。
どうしてそれをやった方が良さそうなのか、今困っていることは何からきているのか、わかるようになるための道具としても、キネクラ(キネステティク・クラシック ネオ)はお役に立ちます。

以上、文中の「背骨のひねっておきたいところ」を、ひねりながら書いてみました。

9/30、ひさびさにキネクラ講習会を行います。ひさびさなのでワンコイン、参加費500円のつもりでしたが100円に変更点しました。良かったらおいでください。
詳細はこちらのリンクから、お申し込み・お問い合わせは下のメールフォームからどうぞ。

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せぼねもけい氏


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