お店の人に「お母さん」と呼ばれて驚いた話(キネクラネオ 言語化のヒント)

「産直農産物を売りに来ていたおじさんから購入して品物受け取って帰ろうとしたら、『お母さん!お釣り!』と呼び止められてびっくりした。
おばさんとかお客さんとかじゃなく、お母さん……子連れ以外で初めて言われた。
私はたまたまお母さんだから良かったものの、おばさんの中にはお母さんじゃない人もたくさんいる。奥さんと呼ばれることもあるけど、奥さんじゃない人もいる。でも、奥さんじゃない人よりお母さんじゃない人の方が、さらに多くないか。
おじさんにはこのくらいの年の女性のことは、出来ればお母さんじゃなくておばさん、またはおねえさん、可能ならお客さんと呼ぶことをおすすめしたい。」 

上の「」は、今日Facebookに投稿したものです。
この中にキネステティク・クラシック ネオでも行う、言語化のヒントがあります。

お店の人が分かっている私の情報は、年頃と性別です。視覚から得た現在の情報だけです。
お店の人がこういう客に使うことができる呼び方はいくつか有ります。
主なものを挙げると、
・お客さん(年齢性別問わず使える)
・おばさん(条件は性別と年頃)
・おねえさん(条件は性別と年頃、ただし世の中のおねえさんより客商売のおねえさんの年頃は幅広い※お嬢さんもここに入る気がする)

……で、お母さん。
標準語のお母さんの条件には「子が居ること」が含まれます。ここが「おねえさん」とか「おばあさん」とは違うところで、おねえさんとおばあさんは弟妹がいなくとも孫がいなくとも使われますが、お母さんは子がいないと使われません(置屋等の女将をお母さんと呼ぶのも子の居る母の変形)。
似たものに「奥さん」があります。奥さんも客への呼びかけとして使う場合がありますが、もともと夫が居る女性が奥さんです(その上夫が居ても奥さんと呼ばれる事を好まない女性もいます)。
個人情報を知らない女性客を呼ぶ名称として、「奥さん」「お母さん」は正しく使われない可能性が高いです。
あなたが「佐藤」という名字だとして「鈴木さん」と呼び止められたいですか?呼び止められても気付かなくないですか。もしそれに返事をしたとすると「私は佐藤だけど相手が鈴木と思い込んで呼んでいるから付き合わされる」ということになります。
女性客に「お母さん」「奥さん」と呼びかけるのは、そういう事です。

これをとっさに考え付かなかったので呼んだご本人に反論はできませんが(催事の移動販売だった)、これを呼んだ客商売の方でお客を「お母さん」「奥さん」と呼んでいる方は、即刻改めることをお勧め致します。

言語化は、なんでも言葉にすればいい訳ではありません。
言葉と現象、言ってることとやってることを一致させる学習を、自分の身体の動きを通して習慣化できる、キネステティク・クラシック ネオ。
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