キャリーバッグの押しと引きのタイプについて(キネステ・ほねきんラボ 2)

ほねときんにく、圧と緊張を日々考えるほねきんラボ。
二回目はキャリーバッグについてです。
休みになると東京駅のコンコースで、キャリーバッグに足を轢かれる。もはや風物詩のようになった感のある風景ですが、キャリーバッグにもいろいろタイプがございますね。
まず、斜めにして引いて使うタイプ。これがよく足を轢きます。なんでかというと、手元から車輪までの距離が長い。なので、引いてる人は気持ち良く荷物を引いてるつもりでも、誰かの足を轢いてると。懸詞がいい感じの駄洒落になってますが、轢かれた方は洒落じゃすみません。
もうひとつ、立てたままで使うタイプがあります。その中でも、タイトルにしたスワニーというメーカーのカートは全てこのタイプです。これは、引くこともできますが、基本は体から離さずに、押します。離さないので人の足を轢くことは少ないです。そしてもうひとつ、このスワニーのキャリーバッグ、体の重さをかけて使うことができます。
もともと歩くのにトラブルのあった現会長さん(?)が杖代わりにもなるカートをと考えて作られたそうで、そのためにいろいろな工夫が成されています。最大のものは、押し歩きが楽なように、ハンドルがまっすぐじゃなくて少し歪んでついていることです。
ここで、キャリーバッグをほねきん的に見ると、
・斜めにして使うキャリーバッグは、主に筋肉の緊張による引きを使ってコントロールしている
・縦のまま使うキャリーバッグは、主に重さによる押しの圧を使ってコントロールしている
ということで、たいていの場合は、スワニーの方が楽です(途中の説明をずいぶん飛ばしている)
ただ、押しは細かいコントロールや、接地面の凹凸に弱いです。路面電車の線路が走ってる道を横断するときなどは、押すキャリーバッグより引くキャリーバッグの方が多少の凹凸でも越えていってくれます。

以上、いかがでしたでしょう。
あなたのキャリーバッグは、押し型?引き型??
引き型しか使ったことのない方は、ぜひ押し型も使ってみてください。楽さにびっくりすると思います(※ただし路面が凸凹してない場所の場合)。

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