何かが壊れたら捨てて買い直すのが普通の時代になっております。
しかし、昭和の時代はできる限り家で直していました。衣類に穴が開いたら、かけはぎとかかけつぎとか(現在のダーニングとほぼ同じ)。鍋の底が抜けたのとかは直すおじさんが回ってきていたこともあったような気が…。
零話から見た昭和は昭和から見たら明治だよと言われる昨今ですが、よい習慣は残していきたいじゃないですか。サステナブルな社会のために、捨てないで済むものは捨てないチャレンジをしてみましょう。
…で、傘です。
傘が壊れた、布がはずれた。と言われたものです。
布がはずれた骨の先は、つゆ先といわれる部分が折れています。糸が切れてはずれているだけの時もあります。それは縫ったらすぐ直ります。
こういう、先端だけが売っています。
以前使ったとき5個入りで買ったので金色ではないですが、まああるものでやってみます。
折れた部分、金色のとこがはずれないかやってみましょう。
はずれません。折ってしまえ。
折ったところに新しいつゆ先をはめてみますが、ゆるいです。縫えばはずれなくなるでしょうが、テープを巻いて太くしてから押し込みました。
きっちりはまりました。
あとは開いている穴に布を糸で縫い付けます。
完成です。
丈夫さ重視。
スマートじゃないですが、先をまじまじと見る人もいないでしょうから良しとしましょう。
ということで、傘のつゆ先の修理。
捨ててもいいような傘ならともかく、気に入っていてそんなに古くない傘でしたらぜひお試しください。
梅雨時期は修理パーツを100均でも売っているという噂もあります(私のこれは大昔にハンズで買ったものです)。
キネクラネオではセルフケアについて学びますが、こういうのも大きな意味ではセルフケア。
自分でできると思えることは、生きる力にもつながります。
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