引くことと押すこと(日本人は引きが好き)

今日は雪なのに遠出。遠出の間にスマホ経由で更新(´▽`)ありがたいことに昨日の立ち上がりブログ→Facebookでコメント頂いたので、その件を簡単にまとめます。今日こそ橋ですね!…と思っていた方、すみません(いないか)帰ったら橋を書きます!すごい動画をアップしたい…。

立ち上がりまでの間につかむものがあればなあというコメントを頂きました。これ、ほぼ必ずみなさんおっしゃいます。床からではなくベッドからでも、つかんで引っ張るものがあれば起きあがれるのになあと。理想の引っ張る物を求めて、柵から紐から突っ張り棒から、あらゆる物を設置した方もいらっしゃいます。

キネステのベーシックコースを受けた方はご存知だと思いますが、動きに使える力には引っ張る以外にもうひとつあります。引いてもダメならなんたらかんたら、って言いますよね(あれ?逆か)引く以外のもうひとつの力は、押しです。引けないときは、どこか押すところを見つけて押すと動きが起こります。コースでは同じ動きを押したり引いたりで発生させてみたりします。体験したいかたはぜひコースへ(ステマじゃなくて明らかにマ)

引けないなら押せばいい。引けても、逆の力である押しもうまく一緒に使えば、相乗効果でより簡単に動けます。だがしかしここに難関があります。日本人は引きが大好きで、押しを使うことが習慣的に少ないのです。私はこれを最初スタジオピボットの平山先生に教えて頂いたのですが(そしてここ3年強ご無沙汰をしているのですが…ご無沙汰すぎてお会いするのに勇気が必要…)、日常生活でいろんな動作を考えてみてください。たいていひいてるはず。ということは、何かあったらまず引くことが、体に染み着いている訳です。人は使い慣れている物を使いたいのが人情です。天井にまで紐を付けたかったかたを決して笑えません。

けれどもですよ。今まで使ってなかったってことは、使ったらすごい楽かも、楽かどうかは置いといて、少なくとも今までになかった可能性が広がるかもということでもあるわけです。そして、人は生きている最後の瞬間まで学ぶことができます。もちろんやろうという気持ちがあった上で、ですが…。

というわけで、まとめると、日本人は引っ張りたがりますよね分かります、でも押してみたらその分楽になるかもですよ、引っ張るのをやめなくてもいいから、ちょっと押してみませんか?ということで。

現時点で20分電車遅延のつつじヶ丘なうの雪景色をあげておきます…(※ブログの内容とは無関係です)

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