エサレンとキネステ、その原点(5年くらい前のブログ)

サイト引越しのために古いブログを見ていたら、自分のエサレンとキネステのつながりの原点みたいな記事が発掘されました(発掘って;)。興味のない方には興味がないと思いますが、自分が興味があるので、貼っておきます。ちなみに2009年8月23日の記事です。

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昨日、日総研という団体が主催した「浮腫をラクにするアウェアネス・マッサージ」というセミナーに参加してきました。

日総研というのは、上のリンクをご覧いただけると分かるかと思いますが、看護や介護に関する出版やセミナーをやっている会社です。なので、当然のことながら、セミナー参加者の皆様のほとんどは看護師さんでアシスタントさんも看護師さん、講師のかたはお医者さんと、あの場に居た中で看護介護業界じゃない人間は、もしや私だけだったかもしれません(今アロマと整体をやっているという元看護師さんは居ましたが)
なんでそんなとこに行ってしまったかというと、いつものことながら書き出すと長いのですが、介護の勉強をして「介護はボディワークなのではないか」と感じたのがきっかけです。

人を動かすこと…というか、人の動きを助けることは、マッサージと同じくらい、ボディワークになりうるのではないか。

そう思ってそんなことを考えてる人がどこかにいないかなあ、と思ってあちこち彷徨って発見したのが「キネステ」という概念でした。上では現在教育を行っている団体さんにリンクしていますが、私が最初に見たサイトは、今回のセミナーの講師である澤口裕二先生のサイトでした。そこをほとんど全部読み(途中の「あなたの腕はどこからですか?」というクイズに答えて「それが感覚で分かるならもうこの先は読まなくていいです」といわれたりもしましたが、感覚で分かってるとは言い難いのでその先も読みました(^^;))、これはすごい、今までなんとなくやってたことにはすごい深い意味が隠されている、と思ったのです。
この気づきは現在の自分の環境と、状況と、要望があってこその気づきなので、どなたかが同じことを読んでも同じように思うとは限らないので、そちらのサイトはリンクしませんが(ってなんか意地悪みたいですか、まあいいや)、あまりにもすごいと思ったので、広島にセミナーを受けに行こうかと思ったくらいです…日程の都合上、結局実現しませんでしたが。
それでまず、というより、それよりまず、自分がすごいやとおもったサイトの管理人さんが講師のセミナーに行ったほうが良いんじゃないの、と思い、今回参加したわけです。

そこで何があったのかは、やはり現在の自分の環境と、状況と、要望があってこその体験だったと思うので詳細は書きませんが(それに「体験セミナー」で体験できることは言葉にしてもムダ、というのがセミナーが体験型な理由なのですから書いてもあれだ)、私がセミナーで得た最大のものをエサレンプラクティショナーのかたにシェアして欲しいので、書きます。
セミナーの最後のあたりで、こんな風に言われました。
「接触というものは、皆さんが思っている以上に深い意味を持っている」と。
それに、
「患者さんに触れることの質を考えるためにいろいろなマッサージを受けて、最終的に参考にしたのは、エサレンマッサージというマッサージです」と。
プラクティショナーではない第三者のかたが、エサレンの考えかたをベースにして人に触れることで、理論でなく実際に、たくさんの人が「今よりちょっと快適に過ごせる状態」を助けている。
押したり揉んだりするのではない接触によってそれが出来るのだということを、明確に語って、実践している。
これは、自分がエサレンをやっていることで得たものの中でも、今までにない喜びでした。
このような機会を与えていただいて、どうもありがとうございます。
ほんとうに嬉しいです。マッサージには、こんな可能性がまだまだあるんだなあ。
あ、そうだ、タイトルに「仮称?」とついているのは、この名称が定まっていないらしく、次回は変えるかも~ということだからです。なんかしっくりこないみたいなことをおっしゃっていました。
実は、私のサイトにはまだエサレンの解説がありません。自分のエサレンをなんて書いたら良いのか、迷っていたのです。
プラクティショナーごとに違っていいし、違ってくるのがエサレンですが、私のエサレンは筋肉でもなく、スピリチュアルでもなく、治療でもなく、リラクゼーションでもないような気がしていて、文章どないしよというのが正直なところでした。
このセミナーを受けて、私のエサレンは、自分でないものが共にあることによって、接触を通して知る自分、みたいなものなのかな、と思っています。

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…いやー、気がつけば遠くまで来たもんだなあ…。
こっそりぼけぼけの写真貼っとこうっと。

澤口先生とトミーさんと私(ぼけぼけ写真)

澤口先生とトミーさんと私(2013.12)

 


2 Comments

  1. あっ、そうだったのか!!!
    どうりで、キネステティク クラシックの理解がよいはずです。

    1. わ~、さあさん~!!コメントありがとうございます!!
      そうですー、私、実は日総研のセミナーでトランペットを聞いたうちのひとりです(´▽`)
      エサレンの仲間は、キネステが直感的に分かるようです。体験は宝だな~と、しみじみ思います…。

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