昨日、東京では11月にパーソナルレベル、12月にサポーターレベルをやりますと書きましたがそもそもパーソナルレベルで何をするか分かりにくいという声がまた(略)ありましたので、本日から解説をしたいと思います。
ざっくりした説明は、こちらのキネステとは何か、キネステティク・クラシックとは何か、講座案内に書いてあるのですが、具体的に何をするのか、何が出来るようになるのか、知りたいですよね。
パーソナルレベルでは、動きに含まれる大まかな要素について、6つの「概念」という考え方で体験学習していきます。
この「概念」については、明日からひとつずつ説明していきますが、概念については、本を読んだら書いてあるので、別に講習会に来なくても学べます。実際に「キネステを取り入れたいので、何かいい本を本を紹介してください」という問い合わせが来たことも何度かあります。本を買いたいという方には、『動きの革命 キネステティク クラシック』か、『超訳 支援と学習のキネステティクス』か、『アウェアネス介助論 上・下』をお勧めしていますが、実は、それらの本のどれにも書いてある、共通の注意事項(?)があります。
それは、
「本だけ読んでも意味がありません。読むだけでなく、体験してください」です(もっというと「ファシリテーターの元で体験してください」と書いてある本もあります)。
なぜかというと、読んだだけだと、分かっているようで分かっていないということがあるからです。スポーツでも何でも、体に関する何かの技術を得ようとするときは、実際にやってみますよね。そのとき、やっていることを、そのことを既にできる誰かに、見てもらった方がいいです。
キネステの場合は特に、キネステだと思ってやっていることがキネステと似たような何か違うことになっていることがよくあるので、誰かいる状態で体験したほうがいいと思います(ちょっと観点は違いますが、キネステで行うことが分かりにくいという例として、以前のブログをこちらにリンクしておきます)。
ということで、講習では、キネステティク・クラシックの概念を、状況に応じて適切に充分体験できる場を提供することを目的としています。
以下、明日以降のユニット1の記事に続きます。
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