昨日開催された、主に大学3年生向けだけど他の人でも参加可の植松努さんの講演会に、子供と行ってきました。
植松努さんがどういうかたかは、ご本人のブログをお読みください・・・というのもなんなので、昨日聞いたお話をかいつまむと、北海道で会社を経営されているかたで、ロケット(と、それを作れるようになった道のりでの体験をいろいろなところで話したり、書いたりされていること)で有名なのですが、会社自体はもともとはリサイクルに使う磁石を作っているそうです。
この方が、話すのが早い。時々面白いことを言うのですが、笑うまもなく次の話に行っていました。そして、話全部が面白かったです。ブログに書いてらっしゃると思うのですが、昨日聞いて印象に残ったことを、いくつか書きます。
・日本はこれから今まで誰も経験したことのない「人口が減る」時代に入る。
・今まで体験したことがない時代なので、今まで成功した人のアドバイスはあてにならない。やったことのない人の話は聞かなくていい(ちなみに、否定と禁止はアドバイスじゃない)
・今まで大きかった業界の大半はロボットが代わることができる仕事、10年後には8分の1になる業界も
・ロボットが出来ないのは考える仕事→やったことがないことをやる、あきらめない、工夫する人は必要とされる
・「楽」と「楽しい」は違う、楽じゃなくて楽しいを探してやり続ける
・人に悩みを相談したり話したりしたら、一人では出来ないことができるようになった。人は足りないことがある方が助け合えるし仲間ができる
・夢はたくさんあったほうがいい。夢は大きくなくていい。小さい夢を沢山持って、それをかなえていくことが自信につながる
・夢と仕事は違う。夢は大好きなことややってみたいこと、仕事は人の役に立つこと(お金にならなくてもいい)。夢と仕事は違うけど、一緒になることもある
・なにかできないことがあったら「どーせ無理」と思わずに「だったらこうしてみたら?」と考える
・自信はやったことがないことをやることで身に付く。やったことがないことをやるときには失敗する。失敗は責めちゃダメで、「だったらこうしてみたら?」の種←失敗を責めると新しいことを何もしないでいようということになる
・最悪を想定するとどんなときも大丈夫と思える。自分の会社のつぶし方を研究しよう・・・
・・・耳で聞いてメモをとるのが得意なので、もっとすごい量のメモがあるのですが、ありすぎてかけません。
植松さんは、「どーせ無理」をなくして、いじめや虐待をなくしたいと考えていて、そのために「だったらこうしてみたら?」と考える仲間を増やしたいそうです。
ゆっくり消化するために、時々メモを読み返そうと思います。
植松努さん、講演を企画してくださった学生さん方、貴重な機会をありがとうございました。