13日の日曜日、はるばる大阪まで、塗香を作りにいってきました。
なんで大阪やねん、東京でもあるでしょうと言われそうですが、これはご縁としか言いようが無いですね(無いのか)結果的にはわざわざ行って本当に良かったので、機会があればみなさんもぜひ。
ということで、そもそも塗香(ずこう、と読みます)って何かというと、粉状の香料を混ぜて作るお香です。香料は基本的に漢方薬でもある植物性・動物性の成分です。基本的には、世の中の塗香は漢方薬じゃない香料も混じってるかもだからです。今回お世話になった香川からいらした岩佐先生は漢方薬になる材料だけでの塗香を教えてくれました。実際、もともと塗香は宗教儀式に使われるだけでなく、体臭を消したり(昔は頻繁にお風呂に入ったりできなかったから)、治療に使われたりしてたそうです。
今回は弘法大師さまも使っていた!?というレシピを元にして現代風にした配合を教えて下さいました。なんで現代風にしたかというと、昔の配合は激しくカレーの香りがするそうで、使いにくいからだそうですよ。カレーの香りの漢方が高級漢方なんだそうで、今でも高級な塗香ほどカレー臭いし、逆にカレーの香りの塗香を使ってる人はお香通ですということでした。
まぜて~(白いのは竜脳、龍角散の香りがします(゚Д゚))
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ふるって~
出来上がり~
…って書くと簡単そうですが、この状態になるまで、先生の準備はすごい大変だったということなので、一から作るのは、やっぱり大変なんですねー。
反魂香と言われる十種香を頂いたり(おお、傾城反魂香(・∀・)!と思ったら先生がそのお話をされたので内心(・∀・)ウハウハ)
三百万の伽羅を触らせて頂いたりしたのでした。
このあとムレスナティーを楽しみに行ったのですが!それもまた長くなるので、また明後日くらいに!!
岩佐先生、主催大森さん、ご一緒した皆様、ありがとうございました!また行きたいですー!