機能に引き続き、今年こういうことができたらいいな、というタイトルです。
今のままのあなたでも出来る事が有る事に、気が付かない悲劇を減らす為に。
……為に、キネクラネオをやったり施術をやったりブログを書いたりいろんなことをしていきますね、というものです。
そう思ったのは昨年12月にあったいろいろなことが関係してくるのですが、ひとつずつ紹介して行きます。
今日は、「いつまで床から立てますか?」です。
施術や何かで、何年もお付き合いしている方がいらっしゃいます。
その中には、複数スタッフが居て、私は直接担当したりしなかったりする方もいらっしゃいます。
そのうち何名様か、床から立ちにくくなられる方がいらっしゃるんですね(床で施術せざるを得ない場所もあるのです)。多分お家では、ベッドでお休みなんだと思います。
で、他の方が立ち上がれないのを手伝っているのを見かねて、手伝ったりすることがあります。
昨年も何回か数箇所でそういうことがあり、痛感しました。
・床から立ち上がれない人は、立つ能力が無いのではなくて、やろうとしている立ち方が出来ないだけの事が多い。
→施術を受けてすぐ立てなかった人でも、手伝って立ち上がれなかった人は居ません。
・上記のことを、手伝う人も本人も気が付いていない。
→なので、「立てなくなってしまった」とご本人も周りも思い込みます。ご本人は自信をなくします(それが悲しみではなく、怒りになる方も居る)。
・手伝う人が気付いてないので、手伝い方が、立つことを促す手伝い方ではない。
→引っ張り上げようとする人がほとんどです。それ立ち上がりの手伝いなの??
上記は全部、気が付かないとか思い違いの結果です。
これで立てなくなると「筋トレしなきゃですね」とか言われたりしますが、それ、今何の役にも立たないですよね。今困ってるんですから、今のままのその方で立てる方法を教えてあげるほうが親切です。そうすればもしかして、また床から立たなきゃいけないときに、使えるかもしれないじゃないですか。
私は、今のままのその人でも出来る事が有る事に気が付かないことによる悲劇に、減って欲しいんです。
「床から一人で立てない」
「歩けない」
「寝た姿勢から一人で起きられない」
かつてこう言われた事がありますが、やり方の問題がほとんどでした。床に座り込んだ人の立たせ方はこれ、みたいな思い込みが介護者側に有るのですね。
やり方を変えれば出来るかもしれないことと、やり方はハウツーではなくて人の身体の原則からその都度考えて実行することが出来ること。
それを、キネステティク・クラシック ネオや他の事を通して、今年もお伝えして行きたいと思います。
なるべく長く床から立ち上がれる自分で居たいと思う方は、体験会にお越しください。
最新の予定は、こちらから。今月は25日の夕方から、名古屋でも開催予定です。
お問い合わせは、こちらからどうぞ。