姿勢を支えるのは、筋肉ですか?(キネステティク・クラシック ネオ)

今日の午前中は、町屋でキネステ健康教室でした。
ご参加の皆様は、腰痛持ちの女性の方々。
腰痛の人によくある生活習慣、その改善方法、セルフケアについてを体験しながらお話しました。
その中で、「筋肉が無いから姿勢が保てないんでしょうか?」というご質問が有りました。座っていると背もたれに寄りかかってしまう=いわゆる骨盤後傾になってしまうので、姿勢を保つのに苦労しているということでした。
座っている椅子がどんな椅子かとか、どのくらいの時間何をするために座っているのかなど、いろいろな要素が関わるのですが、すごく短縮にお答えすると、
「姿勢を保つのに、筋力はそれほど必要ありません」
ということになります。
ここで、見て分かるかどうか分からないのですが、うちの骨谷氏の写真を二枚見て頂きましょう。


一枚目は座骨が接地して、その上に背骨がうまく積み上がっています。
もう一枚は、座骨ではない部分が接地して、背骨がたわんでいます。
問題は、その姿勢ではなくて、それを支えている指にかかる圧。
…見て分からないのですが(_ _)、一枚目では支えている指にかかる圧は、背骨が積み上がるバランスが取れるだけ、ほんの少しの圧です。
ところが、二枚目では、背骨が崩れ落ちないように、全ての重さを持ち上げるだけの圧か指にかかっています(お会いする機会のある方は試してみてください)。

これと似たことが人間でも起こります。
筋力で支える必要が有るのは、骨を上手く使えていないからです。
骨は骨の特性、筋肉は筋肉の特性に合わせて上手に使って疲れない、痛くない毎日を過ごしましょう。

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