夏休みですね。
夏休みこども科学電話相談というのが行われているそうです。
昔は「こども電話相談室」って名前でしたが、科学になったんですね。ダイナソー小林さんという方とバード川上さんという方が登場するのを、家の者が楽しみにしています。
ということで、それをパク…それに倣って、最近おとなの方に聞かれたキネステの疑問について書いてみます。
質問・今こういう介助をしていますが、キネステ的に正しいですか?
お答え・今困っていないようなら、それで良いんじゃないかなと思います。キネステは正しい正しくないを判定する為のものではなく、困った時に使う道具です。道具なんで、判定基準ではないです。使ったら楽になるなら試してみたらいいかなーみたいなものです。
質問・○○(病名が入ります)の方がいて、こういうクッションをお尻に当ててるんですけど、大丈夫でしょうか。
お答え・その人の状況とかクッションがどんなものかとか分からないので、分かりません。お尻に当ててても、お尻のどこに当てているのか分からないので、お答えできません。その人の真似をして頂けるか、その場に行ってみるかしたらもう少しお答えできるかもしれません。
質問・今こういうグッズをポジショニングで使っています。これでもいいですよね?
お答え・それが今宜しいようでしたら、よろしいんじゃないかと思います。
キネステの講座はキネステの学習のために開いています。他のクッションや福祉用具がキネステの考え方と近い使い方が出来るかどうか試すことは出来ますが、今使っているものをキネステ的に検証して、不要かもしれないと思う部分はそう指摘します。でも、その場その方でやってみないと分かりませんので、試してみて頂きたいと思います。
今やってて誰も不都合じゃないならそのままでも良いのではと思います。本当に不都合がないかどうかは、試してみないとわからないかもしれませんので、それは観察してみてください。
キネステおとなネット相談では、みなさまからのご質問をお待ちしております。
こちらから、お気軽にどうぞ。