アメブロ「介助をする方も介助される方もhappyに✨ヘルパーさん・訪問看護師さん、お一人様介助の方の、キネステティク・クラシック」からの、一週間分の記事のまとめです。
こちらにも同じことを書いている今後の予定などは、省略してあります。
先週は、予定以外は椅子の話を3回連続で書いていました。
高齢の方の食欲は、椅子にも左右されることがあります(お子さんもかも) 6/13
椅子の話、前にも書いたことがあるのですが、ちょっと切り口を変えてご紹介です。
高齢の方の環境が変わって、食欲がなくなることがありますね。
そのとき、確認していただきたいのが、椅子(と、テーブル)が、落ち着いて食事を取れる状態になっているかということです。
けっこう多いのが、
・椅子が高くて足がしっかり落ち着ける場所がない
・椅子が低すぎて足がお腹を圧迫する(ソファとか)
・椅子がふかふかすぎて、しっかり腰を据えて落ち着くことが難しい
といったところです。
現代のテーブルセットは、高齢の方にとってはサイズが大きすぎることがあります(高齢じゃなくても、背の低い人には大きいことがあります)。
キネステティク・クラシックでは「その場の動き」という項目で学習しますが、動かないで何かをするときは、その場に落ち着いていられる環境が必要です。
もっと知りたい方は、体験会にきてみてくださいね。
イケアの家具の、意外なデメリット 6/15
一昨日書いた、椅子の件。
「現代の家具は高齢の方に体格的に合わないことがある」と書きましたが、もっと合わない場合がある家具があります。
イケアに代表される、北欧の家具です。
北欧じゃなくても、日本人より平均的に大柄な民族が多い国の家具は、大きすぎる場合があります。
私はうっかりイケアでキネステ講座用の折りたたみ椅子を買ってしまったのですが、座ってみるとたいていの参加者さんにとって、座面が高すぎます。
いろいろ工夫をして使っては居ますが、椅子はやはりしっかり座って選ばないといけないなあと、身をもって感じたのでありました。
今ある椅子の高さが高すぎるとき、どうしよう? 6/17
椅子の話、結局三回連続で書いております(前の2回は椅子と食事の話、イケアの椅子の話)。
本日は、
「これから椅子を買うなら選んで買えるけど、今ある椅子が合わなかったらどうしたらいいの?」
・・・という場合について書きます。
ひとつめ。椅子の脚を切る。
これは、一回切ったら戻せないのと、慎重に切らないと脚の長さに差が出てがたがたするかもしれないのと、そもそも素材が切れる素材じゃないと難しいので、よっぽどの場合だけお勧めします。
ふたつめ。足の下に台を置く。
これは、椅子には加工の必要がなく、台になる何かしらを持って来たらいいだけですし、割と簡単に試せるので、お勧めです。
昔は厚さがあってしっかりしたものとして電話帳をお勧めしていましたが、今の電話帳は薄いので、漫画雑誌とか牛乳パック椅子で作るとかをお勧めしています。要らなくなったり汚れたりしたら捨てられますし。
椅子には他にも快適に食事をするためのポイントがいくつかあります。
キネステティク・クラシック、機会があったら、体験してみてくださいね。