アメブロ版キネステブログまとめ・先週分(またタイトルが変わっている)

星くるみさんのお言葉から、「介助をする方も介助される方もhappyに✨ヘルパーさん・訪問看護師さん、お一人様介助の方の、キネステティク・クラシック」と名前が(また)変わったアメブロ
アメブロではこちらよりゆるい話を書いてい(るつもりでい)ます。
どんなことを書いているのか、週ごとにまとめをこちらにつくろうと思いました。
とりあえず、先週分です(~6/4(日)まで)。

 

訪問したら利用者さんがベッドから床に滑り落ちていた、どうしよう?(6/2)

タイトルは、実際に時々聞く話(そして、時々される質問)です。

訪問したら、利用者さんが、ベッドから床に滑り落ちていた。

そのあとどうしたか聞くと、「引っ張りあげて立たせました」とか言われるんですが、ちょっと待ってください。

立ってもらう必要は、ありますか?
もしも、「別に、しばらく転がっていてもいいの」という状況だったら、怪我をしたりしていないか確認した後、危なかったり寒かったりしないように、気をつけて環境を整えてあげましょう。

床に転がっているわけにはいかないけど、すぐに立ってもらう必要性が低ければ、まずは床に座って貰いましょう。
床に転がっている状態から視線が高くなるだけでも、落ち着くはずです。
そこから少しずつ高さをあげていってもらうようにすれば、お互いの身体の負担は少なくてすみます。

一気に大きな動きで高さを大きく変えることは、介助する側にも、される側にも大変です。
キネステ(キネステティク・クラシック)では、一般的には、

床に寝ている→
床に座る→
四つんばいになる(このとき、はいはいの状態で動ければ、場所を移動するのが楽に出来ます)→
椅子に座る、というように、段階的に高さを変えることを提案しています。
椅子に座れて、そこから立ち上がれれば、床から一気に立ち上がるより、確実に楽に立てますよね?

以上、ちょっとしたことですが、突然直面すると気がつかない場合もあるので、書いておいてみました。

 

介助のとき、できれば服はひっぱらないで欲しいのです。(6/3)

介助をするとき、介助している人が介助される人の服を引っ張っているのを、見ることがあります。
一番良く聞くのは、歩くときにズボンの後ろを引っ張って、股に食い込ませることです。
「ズボンの後ろが切れてきちゃったのよ」という、全然笑えない笑い話を聞くことがあります(聞いている私にとっては笑い話ではなく怪談です)。
あとは、寝た姿勢から起き上がってもらうとき、上着を引っ張るとか。

服を引っ張ることをやっている人にお聞きしたいのですが、ご自分がされたことがありますか?
簡単に体験できる方法があります。
まず、ズボンをはきます。
歩きましょう。いつもの通り、歩けますね。
では、ズボンの後ろのウエスト部分を片手で握っていただいて、股に食い込むまで引っ張ってくださーい。
歩きましょう。
どんな感じがしますか?

股に食い込ませてる人は、「転んだら危ないから」と、よくおっしゃいます。
やってみるとわかりますが、食い込んでるほうが足が動かしにくくなって、よっぽど転びそうになりますよね。
そもそも、食い込むことは、不快じゃないですか。
うまく話したり、自分の考えを表現できない方だったら、食い込ませられたら怒ったり、暴れたりするかもしれません。
だって、食い込みが気持ち悪くて、きゅうくつで、不快だから。

ということで、昨日の「床からひっぱりあげて立ち上がらせる」と同じように、「服を引っ張って介助する」のも、お互いにとって決して幸せな方法ではありません。
介助者が楽なような気がするだけです(そして、それは気のせいです)。
ほかの方法が使えるのならば、服はひっぱらないであげてください。

キネステティク・クラシックも、服を引っ張らない「ほかの方法」のひとつです。
機会があったら、体験してみてくださいね


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