自分の面倒を自分で見ない人は骨粗鬆症になる

生理学を勉強したら必ず出てくるだろうに、なんで広まってないのかわからない骨の話。

年取ったらなんでも人に世話してもらって当然と思ってる人は、カルシウムを取ってても骨粗鬆症の薬を飲んでても、骨が弱くなります。

知られてなさ過ぎるので、キネステの「骨と筋肉」のところで必ず話すのですが、普段体の重さを支えている部分の骨は、負荷がかかることによって骨量が増えます。つまり、骨に荷重しないと骨はもろくなります(詳しいメカニズムの説明とか知りたい方は調べてください)。
最近立て続けに、お金払ってるんだから自分の世話はなんでもしてもらうのが当然と思っているご年配の方の話を聞いたため、これを書きました。

いいですか。
人にぶら下がって立たせてもらって、自分の骨に重さをかけないってことは、自分で自分の骨を弱くしてるってことですよ。

それでいいなら別に良いんですが。
骨も筋肉も、基本的には、他の人に使ってもらうことはできません(骨はやればできるけど)。
できるだけできる範囲で自分の体を使いましょう。
それが、自分にしかできない自分のケア、セルフケアです。


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