昨日は、午前中は池末先生の八王子サロンで古賀先生のシュタイナーの声のワーク、午後は大野木睦子さんのウエルススペクトル入門講座でした。
八王子から市川。
・・・八王子から、市川。
ぎりぎりじゃん、時間。と申し込むときから分かってはいたのですが、ぎりぎりは遅刻ではない。私は両方出たいのだ!!
ということで、両方行って来ましたよ。
声のワークでは、いろんなことをしたのですが、細かいことは書きません。説明を聞くんじゃなくて、出て体験したたほうがいいからです。
お話で、特に印象に残ったことが、ふたつ・・・
あったのですが、とりあえずはひとつだけ書きます。
最後に先生が「音を出す前に聞くこと。演奏と聞くとは、本来同じくらい大切なものなのに、現代では聞くことが少なくなっていて、バランスが崩れている」とお話されました。そして、「聞こえない歌は歌えない」と(※これ、聴覚に特にトラブルが無い人の場合として読んでください、トラブルのある人の場合は原因によって違うとかいろいろあると思うので)。
そのあと、和やかな談笑の場を名残惜しく辞して(でもおやつはいただきました、おいしゅうございました)、市川へー。
待ちに待った大野木さんのウエルススペクトル入門講座ですよ!なんだ待ちに待っていたかというと、おおのぎさんがずっとブログですごいツールと興奮していた(っていうか現在進行形で興奮してる)からです。
おおのぎさんがすごいっていうんだから、すごいに違いない。余談ですが、よく考えると人生で嵌ったもののいくつかはこれです、すごい人がすごいって言ってるものなんだからきっとすごいだろうからやってみよう的な(すごい人がどういう意味かざっくり言うと、ある意味マニアックな人・・・です)。
講座はすんごく面白かったのですが、こちらも細かいことは書きません。ざっくり知りたい方は大野木さんのブログを読んで、よく知りたい方は次回・11月の講座に出ましょう(ちなみにウェルススペクトルの前にウェルスダイナミクスの診断セッションを受けるほうがいいですよ→診断テストじゃなくて、セッション付きの方がいいですよ)。
で、印象に残ったことは沢山あったのですが、午前中との絡みでひとつだけ。
最初の方で、おおのぎさんの考えるコンサルの役割として「見えないものはつかめない。だから、今見えないものをつかめるように、見えるようにする」というようなことを話されたんです。
聞こえない音は歌えない。
見えないものは掴めない。
どちらも、感覚が先にあっての行動です。
・・・あれ、これってキネステで最初にやることですね!?
キネステでは、最初に「感覚」という概念を扱います。
なかでも、普段意識しない、自分の内側(筋肉)から得られる感覚、「キネステティク感覚」を、それがどんなものかわかるようになるまで、体験します。
生物の合理的な行動は、感覚(認識)が先、行動があと。
内側が先、外側はあとなんです。
なのに、聞かないで歌うとか、見ないでつかもうとするとか、動きの感覚より先に人を助けようとするとか、そういうことが溢れています。
おおのぎさんが当たり前のことを順番にやるんです!とよく言ってますが、順番を飛ばし使っていることがいかに多いかということですね。
ということで、声の講座やウェルススペクトルのお話同様、動く前に先にキネステティク感覚(動きを感じる、筋肉の緊張や圧力を感じる感覚)を使ってくださーい。
ざっくり具体的に言うと、介助とか何か動こうとする前に、自分の身体のどこかが過剰に緊張して無いか、息をとめてないか、確認してください。
池末先生が自分の出す音を聞かずに弾くのは音の暴力、おおのぎさんがやるべきことが見えてないのに何かしようとするのは周りにも迷惑的なことを言ったのですが、同様に、自分の感覚を感じないで介助しようとすることも、周りに迷惑です。
みんな、もうちょっと落ち着こうぜ。やみくもに走る前に、自分を振り返って確認しようぜ・・・
・・・とかなんとか考えつつ、東京の山梨・八王子で買ったぶどうを食べて、盛りだくさんな日曜は終わったのでありました。
先生方、ありがとうございました!