キネステは現代版「三枚のお札(ふだ)」

突然何を言い出したかというタイトルですが、「三枚のお札(ふだ)」というおはなしを知っていますか。
お寺の小僧さんが和尚さんの止めるのを聞かずに栗拾いの為に秋の山に入り、山姥に遭遇しつつ命からがら逃げる、その途中で和尚さんに渡されていた三枚のお札を使って寺まで逃げ仰せ、和尚さんが知恵比べの末、山姥を食べちゃう・・・という話です。
キネステは、この話の三枚のお札に似ています。
三つお願いをかなえる話は東西を問わず沢山ありますが、このお札は、窮地を救うとき限定の道具な訳です。しかも、使うときは、自分で状況を判断して、用途を決めなくてはいけません。小僧さんは「とにかくこれをなんとかして!」と言って使ったりはしません。三枚を的確に状況に応じて山姥の追跡を逃れるために使います。
キネステの概念も、同じです。
「今はまだ家族を介護してないし、仕事にしてるわけでもないから、せっかく勉強したのに、すぐに使えなくて」とよく相談されたりしますが、キネステはいざというときのお札なのです。山姥が出てこなくて栗が問題なく拾えていれば、小僧さんだってお札を使わずに寺に戻ったでしょう。
でも、持ってないと、使いたいときに使えません。そして、いつ、どうやって使うかは、使う人次第なわけです。

このように、必要ないのにむやみやたらと使わなくてもいいキネステですが、自分に使ってみるのはいつでもできます。たとえば、腰の痛くない立ち方とか、楽に階段を登るとか。
頭の中ではなく、身体の中にキネステを持ってれば、いつでも使えます。

体験会、見学などの予定については、こちらから。
お問い合わせお待ちしていまーす。

 

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東京こども図書館編・愛憎版おはなしのろうそく3『ついでにペロリ』(2000)、p58「三枚のお札」より

 

 

 

 


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