介護問題って、自分に降りかかってこないと、深く考えないですよね。
っていうか、考えたくないですよね。
自分が介護することも考えたくないと思いますが、介護されることも、考えたくなくないですか。
たとえば、
ひとりで外出できなかったり、
ある特定のスーパーにしかいけなかったり、
買い物自体誰かに全部頼まなきゃいけなかったり、
ご飯も自由に食べられなかったり、
好きな服が着られなかったり、
新しいパンツも買いにいけなかったり、
電車やバスに乗れなかったり、
トイレじゃなくてオムツで排泄しなきゃいけなかったり
(以上は全部私がお会いした、ある程度の加齢によって介助が必要になったみなさまの実際の会話の中で出てきたことです)。
そういうことが必要になるときは、遅かれ早かれくるかもしれないですが、なるべく先に延ばしたくないですか。
年は取りたくないものだ、とよく言いますが、百歳でも何歳でも、ある程度好きなことを好きなように出来ていれば、年はとってもまあいいかって思うのですが、みなさまはいかがでしょう。
年に関係なく、やりたいことをいつもでもやれる、それこそが、真のアンチエイジングなのではないですかねー。
そう考えると、キネステって、もしかして究極のアンチエイジングメソッドともいえるのでは。
だって創始者が「キネステを使えば、自分のオムツを自分で変えることが出来る」って言ってましたもん(70代なので私たちが言うよりかなり説得力がある←すみません)。
と、いうことで。
究極のアンチエイジングを目指すかたは、ぜひキネステの基礎のコースに来てください。
なんなら体験会だけでもいいですが(長く自力で動けるための最低限のことはお伝えするので)、できればコースに来てほしい。
キネステは、体験を通して介助を教えるものとして広まっていますが、基本にあるのは自分の動き・人間の動きについての体験学習です。
一例を挙げると、リハビリでもやったりするみたいですけども、歩く練習とか体操で、「腿を高く上げて」歩きましょうって聞いたことが無いですか。
・・・普段、腿を高く上げて歩いてる人、います?
それは普通に歩くんじゃなくて、「行進」のときの体の使い方じゃないですか。
新宿駅のJRと京王の乗り換え口(※人がめちゃめちゃ多い←ピンと来ない方は、どこでもいいので、人がめちゃめちゃ多い繁華街を思い浮かべてみてください)で、行進してる人を見たことあるかたはいないはず。
最小限の足の運びで、ゆっくりだらっと、でも人にぶつからないように、あるいているはず。
そういう歩き方、意識したことがありますか。
人が行進できる期間は、実はそんなに長くありません。
足を高く上げた状態でバランスを取れるだけの身体能力が必要だからです。
若くて健康な人でも、二日酔いの日に行進のように歩けといわれたら、難しいでしょう。
人生の終わりに近づいた日々を支えるのは、行進ではない「歩く」です。
キネステの基礎のコースは、自分の動きを通じて、人の動き(他人の動きではなく、ヒトの生物としての動きです)を知っていく経験を積み重ねて行きます。いわば、自分の動きの振り返り、再発見であり、再学習です。その土台の上に、応用のコースで他者への介助を乗せて行くのですが、ぶっちゃけ、基礎が出来れば他者への介助もできるんです。なぜなら、自分が分かるということ、それも、客観的に分かるということは、イコール、他者が分かるということだからです(なんでもそうですよね)。
いつもまでも自分で歩きたい方、キネステをぜひ知ってください。
現時点での知る機会については、こちらから。
2015年12月19日 キネステ体験会(東京・新小岩)
2016年1月23日 キネステ体験会(東京・新小岩)
2016年1月23日~25日
キネステ基礎コース(キネステティク・クラシック パーソナルレベル 東京・新小岩)
いつまでも楽しめる人生のお供に、キネステを。
お申し込みではなく質問だけでも、お気軽にご連絡ください。