「頑張ります」の内包するもの(キネステティク・クラシック ネオ)

キネステティク、・クラシック ネオでは、推奨されない言葉というのがいくつかあります。

ひとつは「先生」。ファシリテーターと参加している人は、先生と生徒ではないというのが理由です(具体的に書くと長くなるので詳細は略)。

もうひとつがタイトルの「頑張る」です。頑張るはりきむ言葉なので、緊張を高めるから使わない方がいいかもね、という以外に、「頑張る」と「先生」には共通点があります。

私見ですが、その共通点は、「すみません」にもあります。
何かというと、「深く考えなくてもなんとなくなんにでも使える言葉」です。
昔、「外国の人が最初に憶えたら便利な日本語は何か」という話を友人としていたとき、私は断然「すみません」を推しました。なんでかというと、いつでも言ってりゃなんとなく角が立たずにいられるからです。

悪いことしたら、すみません。
何か頼みたいときに、すみません。
お店で店員さん呼ぶときも、すみません。
お世話になった人にも、すみません。
あと、なんですかね。
とにかく言っておくと丸く収まる魔法の日本語、すみません。

「先生」も同じ。私の考える「先生」の最大のメリットは、「名前を憶えてない相手を呼ぶとき、相手を立ててる風を装いながら呼び掛けられる」ことです。
じゃあ「頑張る」はというと、私にとっては「今はダメかもしれませんけど、やる気はあるんですよ表明」です。
やる気はあるよということを人に示す為とか、やれよ自分、と自分に言い聞かせる為に使います。
ということで、上の言葉達の共通点は、「もやっとしてる曖昧な何かを解決しないままいい感じに聞こえそうだから便利に使っている言葉」です。
もちろん、これは個人的な印象なので、そうではない、明確な意図があって使っている、という人もお出ででしょう。
でもやっぱり自分が「頑張ります!」を使おうと思う時には、染み込んだ阿りみたいなものがあります。

キネステティク・クラシックは、動きの言語化をする道具です。曖昧な言葉は、何かを出来るだけそのまま伝えようとするときは、道具としては使い勝手がよくありません。
曖昧な言葉を使う自分の隠された心理や、曖昧な言葉を使わずにいられない曖昧さに、気付かぬふりをしないように出来たらいいなあと思います(自戒)。

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