出来れば介護と一生関わりたくない人のための介助術…でもあるかもしれない、キネステ

ちきりんさんというかたがいらっしゃいまして、講演会に行ったりしているのですが(あのお面は芸術でしたね…)、そのかたがこんな記事を書いてらっしゃいました。

嫌いな人向けの商品開発へ

これを読んで、キネステってもしかして嫌いな人向けの商品開発でもあるのかも?と思ったので、メモのために書いております。
今までやられていたのは、「人をいかに動かすか」という介助でしたが、キネステは、その人のできることを見つけて、それをしてもらい、足りないところを補うという介助法です。
持ち上げたくない、抱き上げたくない、「お世話」が苦手、やってあげるのが苦手、なんなら飲み会で鍋の中身を取り分けたりピザを人数分に切ったりするのは人に任せたい、という人にもお勧めできる介助法ではないだろうか。
しかも、今度新しくできた流派、キネステティク・クラシックは、パーソナルレベルは、まずは人より自分をなんとかすることを学ぶのですね。介助法なんだけど、最初に学ぶのは、まずは自分を楽にする、ということです。他者はその次。
創始者のキネステのコースでも、ベーシックは自分の動き、アドバンスは他者との動きをみていくのですが、キネステティク・クラシックでは、パーソナルレベルでは自分、サポーターレベルでは他者(と一緒に)という部分に、より鮮明な線引きをする工夫がなされています。
自分のことだけやって、人を介助できるの?と思うかもしれませんが、まず自分のことができないと誰かを助けられないというのは、世の中の真理ですよね。素人は溺れている人を泳いで助けに行くより浮き輪を投げろとはよく言われますが(二重遭難するから)、キネステティク・クラシックはそんな感じです。
自分が楽になることで、他者を楽に出来るわけですね。

ということで、本日キネステティク・クラシックファシリテーター講習の三日目でございますが、いままでキネステを受けたかたも、そんなの初耳というかたも、キネステティク・クラシックをぜひ受けてみて下さい。とはいえまだ講習があるので、正式なお知らせは来年になりますが。
とりあえず、一般名詞キネステ(略)の体験会は、19日に行います。一生介護に関わりたくないかたも、転ばぬ先の杖として、ぜひ。
詳細はこちらからご覧いただけます。

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