「特別展『きもの KIMONO』に行ってきた」のブログの続きの3…というかおまけ?です。
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今回(も)大活躍した秘蔵の品をご紹介~。
ペンタックスの双眼鏡、パピリオ。
「美術館に双眼鏡?双眼鏡って遠くのものを大きく見るんじゃないの?」と思いますよね。このパピリオは、50センチでも焦点が合うのです。言ってみれば、単眼鏡のすごい版(すごい版って)。
今回は混雑していなくて間近で見られましたが、混雑していて人垣の後ろから見なくてはいけない時もくっきりはっきり大きく見えます。で、近くで見るときも、大きく見えます。きもの展ではそれほどではありませんでしたが、宝飾関係の展示の時なんか細かい細工までよく見えるので、じっくり何時間も見たくなってしまいます。
これを持って行くのと持たずに行くのとでは満足感とか充実感とかが全然違います。
じゃあ、単眼鏡は?というと、小さいので荷物がかさばらないのは良い点です。ただ、長く見ていると疲れます。他に荷物が多い時とか、小さい物の展示の時はいいと思います(でも私は出来ればパピリオを持って行きたい、単眼鏡も持ってるけど←ひどいときは両方持って行く←さすがにそれは邪魔)。
博物館美術品関係によく行く方、ぜひパピリオを。一万円台の双眼鏡は高く感じるかもしれませんが、チケットの価値が何倍にもなるので元はとれまくりです。眼鏡をかけてても使えるようになってますし、普通に観劇とかスポーツ観戦でも使えます。
難点はちょっと大きくて重いことくらいでしょう(そしてやや暗さに弱いこと)。
ペンタックスの回し者でも、リコーの回し者でもありません。焦点距離が短めで小さくて明るめの双眼鏡が出たらどこのメーカーでも欲しいです。
以上、きもの展にまつわるブログでした。
後期に行ったらまた書くかもしれません。