むかーしむかし。と言っても、10年位前だったかのう。
ある日突然、おらは「私、背骨を信頼して無い!!」ということに気が付いたんじゃ。
具体的に言うと、背骨で体を支えていない。
だから背中とか不必要に張る。
そこまではまあ良かったのじゃが、理由がよく分からなんだ・・・
そんなことがあってしばらくたった、ある日。
骨格模型を見たんじゃったかのう。なにがきっかけかは忘れたんじゃが、あることに気付いたんじゃ。
あ。
背骨、思ってたとこじゃないとこが、本体だった。
ここで骨氏に登場してもらいましょう。
背骨ですね。
なんかトゲトゲしたものが後ろに出てますね。
これは、棘突起といいます。
背中の真ん中で触れるのは、これです。
でも、これは、本体じゃあありません。
角度を変えてみます。
はい、本体の太いところ(椎体といいます)は棘突起よりもっとずーっと前にあると、お分かりいただけたでしょうか。
虫で言うと、背中の真ん中の触れるところが触角だとしたら、胴体はもっと奥!っていうか、体で言うと、前!!
だから、後ろでがんばらなくても、ちゃんと背骨は体を支えられるんですよ!
・・・まあ、そんなあほなことを思っているのは、おらの無意識だけかもしれんが、もしかして他にも触れるとこが背骨と思って背中がパンパンになっている無意識さんがおるかもしれんと思うて、書いてみたのじゃったとさ。
背骨の話、これにて、とっぴんぱらりのぷう。