すごいヘルパーさんの、もったいない話

違うブログを書かなきゃと思っていたのですが、今日のちきりんさんの日記を読んでまさに思っていたことに近いことが書いてあったので書いておきます。

訪問介護員さん、通称ホームヘルパーさんって居ますよね。私も資格は持ってます。で、知ってる人は知ってることだと思いますが、ヘルパーさんは決められた以外のサービスをしてはいけないことになってるのですね。

利用者さんの部屋は掃除していいけど、ご家族の部屋は掃除しちゃいけない。サービス時間内に買い物にいくのはいいけど、サービスに入る前に買い物に行っちゃいけない。それは、たとえ利用者さんの近所に全くスーパーがなくて、そちらへ向かうルート上に巨大なスーパーがあったとしても、です。そして、サービス時間内であっても、ここは買い物してもいいですよと定められた必要最低限のとこしか行っちゃいけない。たまにはデパートに行きたいわとか、ほぼ無理。さらに、病院に連れて行けるけど院内で一緒にまわっちゃダメなかたのケースとか。たどり着いてからが大変なのに。以上は個々の状況によるかもなので、それ大丈夫だよという人ももしかしたらいるかもしれません。上に書いたのは私が聞いて私将来どうしようと思った中のほんの一部です。

さて、ここで表題の件です。

私がお宅を訪問していると、ヘルパーさんと会うことがあります。その中で何人か、すごいヘルパーさんがいらっしゃいます。何がどうすごいか具体的に書くのはアレなので省きますが、自分が将来倒れたとして、こういう人がきてくれたらすごーーーーく有り難いわあ、という方々です。すごいヘルパーさんたちはすごいので、当然売れっ子です。だがしかし、おそらくですが、報酬は他のヘルパーさんと変わらないと思われます。それどころか、これは昔のクライアントさんの話ですが、利用者さんには大好評でも、所属先等から仕事ぶりにクレームついてしまうヘルパーさんもいるのです。

なんでかというと、途中で買ってきてはいけない買い物をしたとか(スーパーが近所になくても禁止だから)

、行ってはいけないとこに行ったとか(誰だってたまには違うとこに買い物に行きたいでしょうに)、ご家族の部屋のゴミを利用者さんのと一緒に捨てたとか(頼まれたら断りにくくないですか)。

そういう話を聞いて思ったんですけど、スーパーヘルパーさんたちはきっと介護保険の外の、自費で雇いたい人もたくさんいるんじゃないのだろうか…行くところへ行けば。料理ができて掃除ができて下の世話ができてお風呂の世話ができてついでにリハビリ的な生活動作の支援もできて吸引も胃ろう(漢字でない)のケアもできるんだよ。完璧だよ。

あーもったいない。こういうヘルパーさん、自費でもいいからって需要があるんじゃないですかねー。
この手の話を聞くたびに、誰かそういう会社を作ったらいいと思う(誰かって誰~)。


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