先週と今週の火曜日、刀禅というお稽古の中の、舞扇を使ったお稽古に参加させてもらってきました。
手に舞扇を持つのですが、舞いません。
扇は、身体の水平(=舞扇の紙の部分)と、垂直(=舞扇の骨の部分)をとるための指標として使うのです(この辺はなんとなくクラニオのトレーニングっぽい)。
で、足の運びの練習をしたり、手を上げてみたり、したのですが~。
足の踏み込みの力を、扇を持った手まで延長して、扇を開くというのがあってですね(この辺はキネステで言う感覚の延長っぽい)。
最初、なかなか開かなかったんですけど、特に左手。
先生によると、扇を開くことが目的ではなくて、それを使って内部に力の通り道を通すこと、しかも、一番遠いところから生じる力を一番遠いところに届ける体験の方が大事とのこと・・・
と、この辺まで書いて、下書きになっていたのですが!!
その後、ふと、ライアーの練習をしていて、気がついた!!!
ライアーの指も同じであると。
私は左手の指に癖があるところがあって、弾くと時々キーンって金属的な音がしてしまう時があり、しかもなかなか直らないんですが(※金属弦なので金属的な音がしても良いんじゃないかという人は、ライアーの本当の音を聞いたことがないと思うので、ちゃんと弾ける人に弾いてもらって聴いてください)。
試しに、一番遠いところから弾いてみますと、キーンって言わない(爆)
私が単純なのかもしれませんが、キーンってなってしまう方、試しに一番遠いところからの力を指まで連れてって、弾いてみてください(左手なら左足か)。
まあ、近くで弾こうとするのは手だけで弾いてるってことで、それについてはまたいろいろ書きたいことがあるんですけども、とりあえずこのロジックは自分にとても嵌ったので、誰かも参考になるかもということで書いてみました。
キーンってなる人、やってみたらどうなったか教えてください。
ということで、奥が深い舞扇道。開催されている場所も日時も急げば間に合う範囲なので(ラッキー!!)しばらく通ってみようと思うのでした。
先生、みなさま、ありがとうございました。しばらくお世話になります!!
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