「三密」という言葉の、良い点と困った点(言語化のヒント・2)

昨日の続きで、散歩やジョギング、買い物など、許されてることはしても良いのかについて考えてみたいと思います。

「不要不急」と同じくらいかそれ以上に、「三密」という言葉が日常で使われる様になりました。

今使われている三密とは、
・密閉=換気の悪い空間を避ける
・密集=多人数で集まらない
・密接=人との距離が近い状態は避ける(2m程度の距離を取る)
……という様な意味です。
この三つが揃うことは避ける、と言う解釈がされていますが、果たしてそれで良いのでしょうか。

不要不急もそうでしたが、三密の様に耳新しい単語が広がり始めると、その単語自体が特定の意味を持って使われる様になります。
ですが、不要不急が「要でなく急でない」だったのと同じように、「三密」も「密閉密集密接を避ける」を噛み砕くことが出来ます。
三密の根拠は、「ウイルスの特徴から現時点で考えられる、移りやすい状況を避けること」です。

現時点では、このウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染だと言われています。飛沫感染と接触感染を防ぐ為の標語の一つが「三密」です。
という事は、三密の三つが揃わなくても一つもなくても、飛沫感染と接触感染が起こりそうな状況は避けることが予防になります。

それを考えたら、屋外で散歩するのは必要だとしても散歩で会った人と近い距離で話し込むのは今は止めた方が良いだろうとか、
ジョギングは不要でないにしても途中で信号の押しボタンを押したり遊歩道脇の手すりや公園の遊具を持ってストレッチした後で自分の顔の汗を手で拭うとか、
そういうのは止めた方が良いだろうと想像が出来ます。

「三密」は、標語としては使いやすいですが、そうやって丸めてしまうと本来持っていた意味や根拠から離れてしまう恐れが有ります。
なぜそう言われているか、という点から離れずに使いたいものです。

三密以上に重要な「手を洗う」というのも、手がいろいろな物を触ることが多いからです。接触感染でウイルスの運び役になるのを避ける為と考えると、手洗いの重要性が分かりやすいのではと思います。

手洗いについての続きは次の次にして、次回は今役に立ちそうなキネクラネオの使い方について書きたいと思います。

この類いの手すりを持ってストレッチしている人を未だに見ますが、今は止めたといた方が良いと思います。手袋をしていても、です(手袋で顔に触ったら同じなので)。


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