キネステティク・クラシックク“ネオ”の概念とリカンベントの自転車について(後編)

昨日の続き、リカンベントの自転車についてのキネステティク・クラシック ネオ的考察です。

昨日書いたように、キネステティク・クラシック ネオでは、マスが従来の登録商標キネステティクス(R)の時の「頭、胸郭、骨盤、上肢、下肢」から、「頭、胸、肚(はら)、上肢帯、下肢帯」になりました。
なので、昨日も書いたように、ネオ以前の仰臥位では、いわゆる体幹の部分は、胸郭と骨盤が重さを支持面に流している、ということになっていました(これは登録商標キネステティクス(R)も同じです)。
が、ネオでは、仰臥位で体幹の部分の重さを支持面に流している主なマスは、上肢帯と下肢帯です。
・・・え?
仰向けだと、仙骨とか胸椎とか肋骨とか床に着くよね?
と思った方。
仰向けに寝てみてください。
重さを感じるのは、どこですか。
おそらく、肩甲骨と上後腸骨棘だと思います。
その部分は、上肢帯と下肢帯になります。
で、先日街中で見かけたリカンベントの自転車(ピンボケではなく、ソフトフォーカスがかかる加工がしてあります)。
実際漕いでいる人を見たのは初めてだったんですが、この方、頭のマスと肩甲骨の上半分くらいまでの体幹を、浮かせていらっしゃるんです。
今まで写真とかでしか見たことが無かったので、「仰臥位で二輪車の体重移動を使う操縦をするのは大変だろうなー」と思っていました(※キネステでは重さの移動と言う言葉を使いますが、二輪車の操縦では「体重移動」と言う言葉を使うので、そちらに倣っています)。
でも、必要に応じて頭と肩甲骨を浮かせているのであれば、そんなに大変じゃないかも、肩甲骨を自由にしているということは、上肢帯を自由にしているということなので。
なんで上肢帯が自由だと自転車の操縦が楽になるかというと、キネステティク・クラシック ネオでは、どのような体位であっても、移動する(=自分のマスの中での重さの配分と、環境の中での自分のマスの位置を連続して変えていく)には、上肢帯と下肢帯が中心マスを運んでいくという考え方をするからです。

…はい、分かりにくいですね!
分かりにくいのは当然で、キネステティク・クラシックは「動きの言語化」なので、言語だけが書いてあっても、体験(過去に体験したことがある、も含む)が伴わないと意味が無いのです。
なので、「ぜんっぜん分かんない!」という方は、体験会かパーソナルレベルに参加して、「リカンベントの記事に書いてあった移動の話、全然わかんないんですけど」と聞いてください。

以上、「おおおリカンベント初めて生で見たー!!」という興奮で書いてきましたが、最後は宣伝でした。
リカンベントについて聞きにきて下さるという方は、今日のお昼までに最新の予定を更新しますので、またお昼以降に覗いてください(同時に更新できなくてすみません)。


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