「介助の仕事も長くなり、行き詰まって悩んでいる所でした。」(キネステしっかり体験会のご感想)

キネステティク・クラシック パーソナルレベルのユニット1と同じ内容の「キネステしっかり体験会」にご参加頂いたかたから、ご感想を頂きました。
キネステティク・クラシックってどんな感じなのか、興味を持ってくださっているかたのご参考になると思いますので、ほぼ全文を載せさせて頂きます。
Sさん、掲載をご快諾頂き、ありがとうございます。

☆   ☆   ☆

先日はキネステの講座、とても新鮮で興味深い学びでした。
(中略)
少し先になりますが、また時間が取れましたらキネステの学びを少しづつでも続けられたらと思っております。
実際に介助で利用者さんの協力のもと、試して見ました。
膝を立てるのは随分楽になり、ご自身で立ててくださることも!(中略)
実は介助の仕事も長くなり、行き詰まって悩んでいる所でした。
そんなタイミングで田村さんのお話やキネステのことを学びながら、利用者さんや私自身、介助にもう一度新たに向き合う。そんな気持ちになれました。
ありがとうございます。

最近は、自分の都合や自分の気持ちばかりにフォーカスしてしまっていたなぁと反省しました。
誰でも丁寧に大切に扱ってほしいですよね。
身体を動かす心地よさを感じてもらう。
そんな風に考えたことがなかったので、とても新鮮で心に響きました。
動けない身体を必死で動かしている、楽をさせてあげよう、私は利用者さんをそんな風にしか見てなかったのかもしれません。(後略)

☆   ☆   ☆

Sさん、とても丁寧なご感想、ありがとうございます。
ご感想の中の、「介助の仕事も長くなり、行き詰まって悩んでいる所でした」をタイトルにしたのは、最近そういう方からのお問い合わせやお申し込みが増えているからです。

最初は、必死でやっていた。
少し余裕もでてきて、慣れてきたら、これでいいのか?と疑問が沸いてきた。
勤務が長くなり、疲労が溜まって、身体も少々つらい。
何かもっと利用者さんにとっても自分にとってもいい介助はないだろうか。
…そんな動機を皆さんからお聞きするので、同じ立場からの感想をぜひシェアさせてほしいとお願いしました。

上記のようなお悩みのあるかたは、真面目で真摯で優しく、向上心のある方がほとんどです。
そういう方が、身体の不調で悩んだ末に仕事を諦めるなんて、もったいないです。
重さを持ち上げず、介助を受ける方の動きを支援して、お互い少しでも楽に生活できるヒントを、キネステ体験会に、ぜひ体験しにいらしてください。

それと、もうひとつ。
ご感想をくださったSさんは、もともと、身体の学びにご興味のあるかたで、キネステティク・クラシックの最初の一歩の、自分の感覚に目を向けることにすんなり馴染まれていました。今まで他の学習でされていた、自分の身体を見守って動くことと、お仕事である介助を、キネステで関連付けることができたのかなーと勝手に考えております。

ヨガやピラティス、フラや社交ダンスやベリーダンス、太極拳など、ご自身の身体や楽しみのために活動されている方がキネステティク・クラシックを学習すると、なぜそうなるのかという根拠や、自分に向けた目を一度違った角度から向けなおして、新たに誰かと関わるときに使うことができるようになります。それは、キネステティク・クラシックが、「動きを言語化する」という能力に優れているから。介助に携わっている方だけでなく、身体関連の別の学びをステップアップしたいかたにもお勧めです。

体験会を含む最新の予定は、こちらから。
10月10日の体育の日は、祝日開催です。世の中では三連休らしいので、お休みでも予定があるかたが多いかもですが、よろしかったらぜひおいでください。

20161004_171213歌舞伎座、ライトアップ~!今月は何かと話題の襲名講演です。そして今日銀座界隈は大騒ぎです。私は近づきませんっ。


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