日曜なので、高次脳機能障害の社会的リハビリについてのメモ

こんにちは。土日とか連休とかになると、さまざまな理由であんまり読まれなくてもいいやというブログをこっそり書いているつもりになっている、たむらつかです。
今日のも、以下、半分くらいは自分メモ。
多分今頃宮城県に居るので、これは予約投稿でございます。

脳血管障害で、高次脳機能障害の症状が後遺症で残ったかたのお話です。
以前はよく笑う、ほがらかな方だったのに、表情が乏しくなり、怒りやすくなった。身体にも後遺症が残って、そちらのリハビリは順調だったらしいのですが、性格が変わってしまったと感じられる方はなかなかうまくいかなかったそうです。社交性も低くなっていたので、積極的に外に出ることも少なく、接するのはご家族だけ。ご家族には気を遣わなくて済むためか、ご自分の対応したいようにされるばかりで、表情や振る舞いに変化のない日々が続き、ご家族は「もうこの人は一生このままなのか」と思っていたそうです。
しばらく経って、リハビリでというわけではなく、他の止むを得ない理由で、その方はご家族ともども転居してそれまでとまったく違う環境で生活することになりました。詳細は省きますが、引越し後は、前に住んでいたところと違って新しく知り合ったご近所の方と交流をすることが日常に自然に組み込まれているような環境になりました。
それで、またしばらく経って。離れて暮らしているご家族が久しぶりにその方に会う機会がありました。そのとき、同居されているご家族に、驚きとともに言ったのが、「・・・笑ってる!!」でした。
同居しているご家族も、言われて振り返ってみればいつの間にか、笑わなくなっていたその方が笑うようになり、話すようになり、感情を抑えるようになり、ということを目にするのが増えてきていたことに気付いたそうです。

これは、誰にでもあることではないのだと思うので、簡単に「社会的な機能が損なわれたら社会性の高い場所に放り込むといい」とは言えないのですが、この逆は、時々目にします。
人は社会的な生き物なので、一人暮らしでほとんど誰とも話さないような生活になってしまうと、社会的な機能が失われていくことがあります。それを防止することが結果的には身体的な機能の低下も防ぐことになると思うのですが、それを認識していない人も時折見かけます。
これを書くのは差別じゃなくて区別だと思うんで書きますが、特に男性。
女の人はなんだかんだ言っても中身が全然無い(ように見える)話で仲がいいわけでは無い人とも話すことができたりします。男性は割りとそうじゃないですよね。「そんなくだらないこと」と思うでしょうが、社会的に揉まれる事は健康にとってとても大切です。わがままを聞いてくれる家族にしか囲まれていないことは、心身にとって見れば決してよいこととは言い切れない気がします。

・・・というようなことを感じさせてくれた、高次脳機能障害の方のお話。お話を聞かせてくださって、こんな話で何かの役に立つなら使ってといって下さる関係者の皆様方に感謝いたします。どうも有難うございました(※毎回そうですが、個人情報の関係上、複数の方のお話が適当に混在しております)。


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