身体を傷めない動き方・または「頭を高く、背中を広く」って最初聞いたときどういうことだか全然分からなかった話

「頭を高く、背中を広く」。
アレクサンダーテクニークの、基本的な標語・・・っていうか、掟ですね(※たぶん標語でも掟でもない)。
アレクサンダーテクニーク関係者の皆様には怒られそうですが、最初聞いたとき、ぜんっぜん意味が分かりませんでした
文字通り取ればいいんですねと今では思うのですが、

頭を高くって、なに。
背伸び?
猫背にならないってこと?
頭を高くするぜ!!とか無理したら疲れないか??
それに、背中を広くって、面積的に?
肩を丸めないってこと?
胸を張るってこと?
まっすぐにしろってこと?
広く!とか思って力んだら楽じゃなくない??
っていうかどんな格好しても、背中の面積は曲面にはなるだろうけど、変わらなくないか??

・・・ってな感じで、結論として、
「この日本語はおそらく英語を訳したものだろうから、何が言いたいのか私には理解できない、だって日本人だから。」
でした(爆)

ほんとうの意味で言ってることが分かった(と思う)のは、キネステティク・クラシックのファシリテーター講習で、さあさんこと澤口先生が、なんでそういう言い方をするのかというのを身体の中で起こっている現象で説明してくださった時です。
具体的には、ついこの前(三ヶ月くらい前?)です。
それまでの6~7年だかそれ以上だか、なにが言いたいんだかぜんっぜん分かりませんでした。
分かったので、膝とか腰とか痛いときにこの呪文を唱えると、痛くなく動くことが出来るようになりました(※たぶん呪文でもない)。

あちこち痛いと言ってるくせに懇親会でダンスしたりしてる私ですが、実は、ダンスはちゃんと踊れてると、変な使い方で痛くしてる場合は、体はどこも痛くありません。
なんでかというと、頭が高くて背中が広いと、筋肉の緊張を動くときに必要な最低限に近い状態にしておくことができるからです。
ということは、介助も同じわけです。
介助をする人も受ける人も、筋肉の緊張をその動きに必要な最低限にできると、痛くないし、傷めません。

で。
それ、具体的にはどうすんのよって話ですが、すみません、私、自分で理解するのに7年かかってるので、ブログでは説明できません。
なんでかというと、何が分かってもらえるツボなのかが、お会いしてみないと分からないからです。
私は7年かかりましたが、「頭は高く、背中は広く」って言葉を聞いただけで分かる人も居るでしょう。言葉を聞いて、試すだけで分かる人も居るでしょう。
でも、聞いてからいろんなことをあれこれ試して、その上で決定的な理屈を聞かなきゃ分からないという、私みたいな人も居るかもしれないわけですよ。
なので、よかったらぜひ体験会に来てくださいー。
4月と5月の体験会の予定は、こちらをご覧ください。
頭を高く背中を広くして、お待ちしてまーす(ほんとか)


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