いつも同じことをする介助(施術)は、実は全然同じことをしていない(かもしれない)

本日も、痛い話を差し置いて別の話。

何人かが施術を担当している方から、「今ここが痛いんですとか気になりますとか、何を言っても、●●さんはいつも同じことしかしてくれないいのよ~」と愚痴られたことがあります。
教科書どおりって言うのでしょうか、同じ手順を同じようにやっておしまいということですね。気持ちは分かります。ひところのイチローのように、毎朝カレーを食べるみたいな感じでしょうか。
介助も同じですね。「ここに手を着いて」とかやり方を教えて、教わったのと同じように練習して、同じように実践する介助法があります。

ちょっと待ってください。
それ、同じやない(何故関西弁)。

相手の方が違いますよね。体格とか、動き方とか、関節の動く範囲とか、とにかく全員違うはず。
同じ人の介助(または施術)でも、人は常に同じではありません。「今日は浮腫んでるわ」と飲みすぎた翌日に感じたことなど、誰しもあるでしょう(無いか、すみません)。同じ人でも、どこかしらは違う人です。
なのに、自分は同じことをすると、相手にとっては「同じこと」ではありません。
もしもいつも同じことがしたければ、常に違うことをしないといけないわけです。
そのためには、相手を見て、それに沿うことが必要です。
沿うためには、同じことを繰り返す技術とは別の、常に違うものに沿うための技術が必要です。

キネステティク・クラシックは、方法を教える講習ではありません。
なので、もしかしたら、すぐには使えないと思うかもしれません。
ですが、キネステティク・クラシックで学ぶ概念は、状況に応じて自分に経験や知識から取り出してきて使うことが出来ます。
繰り返すための技術を「手順」や「方法」、「答え」というのだとしたら、キネステの概念は「道具」であり、「選択肢」です。
人と動くときも、自分が動くときも、一生使える身体の道具を、学びに来ませんか。たとえ頭が忘れても、身についたものは忘れません。生きることは、動くこと。生きてる限り、お役に立ちますよ。

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