自転車は足を太くする?・自転車漕ぎは、押しか引きか

昨日、大根おろしは押しだよねという記事を書き、職場の自転車(5段変則つきややかっこいいママチャリ)に乗っていて思ったのですが、自転車って押しか引きか、考えたことがありますか。
そんなことを考えるのはキネステマニアだけでしょうが、日頃の自転車の記憶を思い起こしてみてください。

ママチャリご利用の方。おそらく自転車は押しだと思っていらっしゃることでしょう。ママチャリでは、ペダルは踏むものですから、「押し」ですね。
ここで、ママチャリではと書いているのには、意味があります。
スポーツサイクル、文字通り運動系に属する自転車には、ペダルに足を固定する器具がついています。トゥクリップとか、ビンディングというのもあるらしいですね。私は学生時代体育でサイクリングをやったことがあるのですが、そのときに、スタンドが無くてトゥクリップのある自転車に初めて乗りました(ブレーキはあった)。
で、こういう自転車だと、ペダルをこぐのに、「押し」だけでなく、「引き」がつかえます。
どういうことかというと、ペダルを踏んだあと上まで戻すときに、足の裏側の筋肉で、上に引くんです。よく、自転車に乗りすぎると足が太くなるといいますが、それは押しの筋肉だけを過剰に使っているからで、引きの筋肉が使えると、自転車にたくさん乗ったからといって、足が太くなることは、よほどのこと(毎日3桁キロ走るとか、距離が短くても坂道ばかりとか?)が無い限り、ふせげるようになります。
ママチャリだとペダルに足が固定されていないので難しいかもしれませんが、なんとなく意識するだけでも違うものです。私も橋を上がるときなどに時々引きを意識したりしているのですが、周りのヘルパーさんやケアマネさんに「え、お宅のところの自転車、まだ電動じゃないの?!」と言われる自転車も、運動としてとらえれば楽しめるものです。
そんなふうに、軽めの坂道を登るときなど、ペダルの押しだけでなく、引きを意識して登ってみるのも、時にはいいかもしれませんね。

押しと引きって何?というのを知りたい方、ぜひ体験会にお越しください。次は1月23日です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です