キネステ的、楽な大根のおろしかた

年末ですね。地域で餅つきがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。っていうか私は餅つきの手伝いに行ったばかりなのですが、そこで辛み餅のために大根を大量におろして来ました。そこで気がついた楽な大根のおろしかたについて、キネステ的に考えてみます。

大根を数人でおろしていたのですが、見てるとすごく大変そうな人とそうでない人が居ました。力がないとか下ろし金が切れないとかの理由もあるのでしょうが、多分一番大きな原因は、キネステで言う「押す」がうまく使えないためです。
下ろす動きは、押すか引くかでいうと、「押す」です。引き、動きが多い日本の道具の中では珍しいですね(そうでもないか)。で、押すために必要な要件はいくつかあるのですが、けっこう大切なもののひとつが、押す対象が押しやすい高さであるかどうかです。
先日のトイレの記事でも書きましたが、台を置いて押して立つときでも、台が今座っている座面より高いと、押しにくいです。なので、大根おろしも、おろしやすい下ろし金の高さというものがあるのですね。
ということで、みんな同じ高さの台でおろしていると、背の低い人が最初に疲れる、と。私も背は低い方なので、さっさと近くの低めの台に移動しました。2倍くらいの早さで大根がおろせましたや、万歳。ただ、早くおろした大根は辛くなるとか言うので、味がどうかは分かりません。早くなく、ゆっくりおろしても、からだ自体は楽なはず。年末年始に大根(とかトロロとか)をたくさんおろさねばならない方は、ご自分にあった台の高さを探してみてくださいね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です