座位での除圧:車椅子、椅子に一日中座っている人の床擦れ予防

マッサージ師として訪問している方のなかに、一日中座っているかたが何人かいらっしゃいます。それでも、日中少しでも動ければ床擦れにはなりにくいのですが、ある事情でほとんど座ったままで身体を動かせなくなり、床擦れになりかけたかたがいました。この記事はそういう方と、そういう方の周りにいる方のための床擦れ防止のための対策のシェアの記事です。

上記のかたは、日中のほとんどの時間を車椅子に座ってお一人ですごされています。
お体の状態が変わって動きにくくなったこと、痩せて骨があたりやすくなったことで床擦れになりかけて、低反発のクッションをいれたり車椅子のクッションを変えたりしましたが、よくならないとのこと。姿勢が前屈みになりがちで車椅子上での姿勢がずれてしまい、仙骨に座っているような角度になっているのも悪化の要因のようです。
こういう時、体が動かせるかただと、時々立ち上がったり体重を左右交互にかけてみてはという提案をしたりするのですが、このかたは現在ほぼ全介助に近く、車椅子に座った状態から下半身は片足を少し持ち上げるのがやっと、上半身では両手を着いて身体支えることは難しい状態です。それで、キネステの環境のとこで時々取り上げる「小さな体位変換」の応用を試みてもらうことにしました。
小さな体位変換とは、タオルなどを重さを支える場所に入れ、時々位置を変えることによって、圧が一カ所にかかり続けるのを防ぐ方法です(細かく知りたい方は会ったとき直接聞いてください)。具体的にお願いしたことは、浴用サイズのタオルを小さく折って、上げられる片足の太腿の下に入れます。で、それを時々抜きます。で、また入れます。繰り返し。
それだけかい!!と思われるでしょうが、結果的に上記のお話を聞いて提案してから一週間ほど経った現在、お体の動かなさ加減はほとんど変わらないものの、床擦れの部分には上記の提案が功を奏しつつあるようです。どんな方であっても、何かがあって提案しても、ご本人が面倒くさいと思うか効果がないと思うかすると一週間後には淘汰されて忘れられちゃっているのが常なので、続けてくださってるということはなんか良かったのでしょう。
 
…ということで、均一に低反発クッション入れる以外にも圧を調整する方法はあるよ、と。今のところあんまり動けないけど手は動かせて自分で快適な環境を作ろうという意志のある方にお勧めする、もっとも体を動かせなくてもいける方法がこれです。きちんと理屈を知って応用したいかたは体験会や基礎コースにぜひどうぞ。
やってみて何かあったら、ぜひ聞かせてくださいね~。 

お問い合わせは、こちらからどうぞ。

お名前(必須)* 
メールアドレス(必須)* 
お電話番号  - -
ご用件(必須)*


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です