アースライトのマッサージテーブルの劣化した合皮を張り替えた

アースライトのマッサージテーブルを、二台持っております。
一台はルナ。脚がアルミの軽量のもの。
もう一台はアヴァロンだったかな。脚が木製のものです。
この、ルナの方がですね、合皮の劣化が凄いのです。触るとボロボロ。

購入したのはルナの方が後なんですが…軽量化のために薄い合皮を使ってるのでしょうか。
とりあえず二重にフィットシーツかけてたんですが、この度マッサージテーブルを他人様にお貸しすることになりました。
劣化してないアヴァロンの方をお貸しすれば話は簡単なんですけども、ルナは自宅にあるけど、アヴァロンはセッションルームに置いてあるのです。集荷のときに絶対居ないといけないので、自宅のルナを送る方が楽。
そこで、張り替えることにしました。

まず、世の中の張り替え丸ごとお願いするのの相場を見てみると、
二万円
三万四千円
一万四千円~(~って何だろう)
…張り替えにも資金が必要!!!!!!新しいベッド買えるかも!(※買えない)
ここで、ふと思い出しました。
友人で、古くなった椅子を張り替えた人が居たことを。
「簡単!ホチキスのでかいの(※タッカー)でばーんって止めるだけ!」
って言ってたよね…。
で、マッサージテーブルの裏を見てみました。

すげえびっちりタッカー止めしてあります。
几帳面すぎる。
しかし、これ外したらはがれるんじゃね?
やってみようかなー。もし失敗したら、アヴァロン送れば良いし~(゚∀゚ゞ)

ということで、必要物品を買うことにしました。
・ミニタッカー 1000円くらい
張り替えに必要な合皮として、
・多機能合皮オールマイティー2.2m 3000円くらい(ベッドの長さ+厚み×4+ゆとり分で概算)
日暮里のトマトインテリア館でアルコールにも強い!みたいなのを買いました。油付くし、アルコールで拭いたりするし。私は気分でグレーを買ったのですが、劣化がひどい人には黒をお勧めします。剥がれた合皮で新しい合皮が汚れます…(ノД`)

あと、家にある工具を用意。
・プラスドライバー
・レンチ12番←後に本当は12じゃなかった事を知る(後述)
・ペンチ
・カッター
・ハサミ
・バール(小)←今刺さってるタッカーの針を抜く用
・針
・糸

やるぞ、おー。

まず、ベッドの側面に付いている留め具やら脚やら持ち手やらを外します。ネジを回しますので、プラスドライバーが必要です。あと、ネジと六角ナットが組み合わさってるとこがあるので、レンチも必要。いいやつなら12でも良いけど、11が有ったら11を(後述の後述しますが、私は途中で11を買いました)。作業してるとラチェットレンチが欲しくなる(天板の作りのせいでちょっとずつしか回せない所とかある)んですが、無い人は地道に回しましょう…。

それから、ベッドの二つ折りの部分を外してバラバラにします。
蝶番のネジをプラスドライバーで外し、脚と脚を結んでいるワイヤーを外…そうとしたら、外れない。
面倒臭いので、片方の天板から脚ごと外しました。
その方が簡単でした。もう片方の天板には全ての脚が付きっぱなしになるんで作業は多少不便になりますが、大したことない。ワイヤー絡まったりもしようがないので、復帰も楽でした。

次に、今はまってるタッカーの針を全部外します。アースライト社の几帳面さが憎くなる瞬間。
最初小さいバールを使ってたのですが、脚をはずしている時にレンチは本当は12じゃなくて11じゃないのか疑惑が沸きました。六角レンチは角度によって使えるのですが、丸いレンチは12だと回らないし、10だと入らない。何故か家にあるレンチは、11番が抜けている。仕方ないのでホームセンターで11のレンチを買い、ついでに店員さんに聞きました。
「タッカーの針を外す道具って無いですかね~」
「それは…タッカーはここにありますけど…あ。」
有りました、針外し。店員さんもびっくりです。
小躍りして即購入。
・11番のレンチ 700円くらい
・タッカーの針外し 500円くらい
針外しを購入したことで、作業速度と効率(楽さ)が、劇的に改善…!!道具って大事ですね!!!!ちなみに、動きの道具といったらこれですね!(ステマ)

で、針が外れたら、劣化しまくった皮が外れます。外してる間にもボロボロボロボロ…室内に新聞紙を敷きまくってましたが、自分に付いて来て多少拡散してしまいました。それを拭くためウエットティッシュを用意←ベタベタなので雑巾とかふきんとかじゃダメなのです。
・ウエットティッシュ
・新聞紙
・新聞紙を止めるガムテープ

皮をはがしたら、皮の縁の丸みを、ハサミを使って縫い目のところで切り裂きます。それを型紙として、新しい合皮をカットします。裏に置いて細マジックで書いちゃうといいです。丸みのところは、型だけ型紙に忠実になぞって描いておけば、カットは型に沿わなくていいです、縫ってから切る方がやりやすいんで。なので、角は四角のまんまでよろしいかと思います。
この時にいろんな金具の付いてた穴の印を付けたくなりますが、付けなくても大丈夫です。最初の半分は付けてましたが、結局適当に開け直したので、あんまり意味なかったです。

カットしたら、縁の丸みを縫います。糸はポリエステル二本どりで、半返し縫いにしました。
縫ったら縫い代を5ミリくらい残してハサミでカットします。
新しい皮ができました。被せてみましょう。

被せたらまず、ヘッドレストの部品とベッドを折り畳んだ際の留め具を取り付けます。このとき、皮がシワにならないように、引っ張り気味に付けましょう。ヘッドレストの穴の位置に小さめの切れ目を入れて、部品の筒の部分をねじ込み、ネジを締めます。留め具は皮をめくってネジ穴の見当を付け、皮を引っ張り気味にしてネジを止めます。
これで、縦が一辺固定されます。
ヘッドレストの穴と逆の辺には蝶番が付きます。蝶番を止める前に、中央の皮を引っ張って、タッカーで天板の裏に止めます。これは仮の固定で、最終的にはシワを見ながら引っ張って止めます。でも、あとでシワになっていなければ、そのまま使って大丈夫です。

次に、横の辺に付く、ベッドを畳んだときの足になる部品を付けます。皮を引っ張ってネジ穴の見当を付けて部品を置いて、そのままねじ込むと穴が開きます。ずれてても気にしなくていいです。後でずれをねじ込み直しても、部品がネジ穴を隠してくれます。この写真に写ってるのが足。

これで横の一辺が固定されます。
足と逆の横の一辺には、持ち手が付きます。これは最後に付けることをお勧めします…っていうか最後に付けました。持ち手を作らないといけないので。
持ち手を付けてしまうか、ネジだけ入れておくか、中央をタッカーで仮止めするかで、この辺も固定します。

以上、四辺がざっくり固定されました。

天板の裏を出し、合皮を引っ張り気味にタッカーで固定していきます。中央を止めて半分になった部分の中央、そのまた半分になった部分の中央…と止めて行くと比較的つれません。
端っこのカーブの部分は、カーブにシワがよらないように引っ張り、折り畳んで重ね、タッカーで止めます。タッカー止めは、もういいやというところまで終わったら終わりです。アースライトのように細かくする必要はありませんよ!!
余った合皮はハサミかカッターでタッカー針より5ミリ程度出るくらいに切ります。

あと少し~(*´∀`)

蝶番を付けます。どっちか片方を完全に固定してしまうと、もう片方がうまくつきません。緩めに固定してもう片方のネジも緩く止め、調子を見ながら両方をしっかり固定します。
片方止めて片方が付きにくい時は、二つの天板をぎゅっと押しつけるとネジ穴が合います。
 
脚を付けます。片方付けっぱなしになっていると、それを見て同じように付ければいいので、簡単です。

持ち手を作ります。
持ち手を付けるネジ穴プラス7センチくらい、幅12センチくらいの合皮を縦長に二つ折りにして、その山に向かって布端を両側から織り込んで二つ折りにすると、布端が出ていない細長いベルトが出来ます。上下の端は織り込んで縫って縫い代を始末します。ミシンで縫うとしっかりしそうですが、厚いので難しいかも。私は縦だけミシン縫いしました。

持ち手を付けます。
持ち手が出来たら、ネジ穴が当たる部分に皮の穴開け器具で穴を開け、ネジ止めします。

・ミシン
・皮の穴開け器具

…完成ー!!!

立派になりました!!(部分しか写ってなかった…戻ってきたら撮り直す…)

ということで、いかがでしょうか、マッサージテーブルの張り替え。
かかった時間は一日ちょっと(多分道具が最初から全部有ったらもう少し速かった筈)。私は家に工具が有る方だと思うんで、買い足した物品含めて掛かった費用は全部で6000円弱でした。
やってみたいお知り合いの方は、タッカー本体と11のレンチとタッカーの針外しをお貸ししますので、お気軽に言ってください(その三つは持ってる人が少ないと思うんで…でも、無いと作業出来ない、もしくは大変)。

ということで、このベッドが活躍した学会の話はまた明日に続く!!

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2 Comments

    1. ひまわりさん、コメントありがとうございます。
      無理な場合の選択肢は三つ:
      1:捨てる
      2:プロに張り替えを頼む
      3:上から何かで覆う(私はしばらくフィットシーツを二重にしてました)
      3はそのうちダメになりますけどね~(゚∀゚ゞ)

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