子供を産んだから腱鞘炎になる訳ではないし、激務のせいで腰痛になる訳でもない(誰もがしている、自分の身体の勘違いについて)

突然ですが(って言う割には何度も言ってますが)、私は前職の会社員の時に左下肢の坐骨神経痛でした。保険でコルセットを作ったり治療をしたりした経験があります。
その経験から「腰痛なんですよね」という方にお会いすると、ついついお節介をすることがありました。
そのお節介とは何かと言うと、こうすると楽になるかもしれませんよとお伝えしつつ、「その腰痛は普段やってる癖のせいかもしれません」とお伝えすることです。
これはほんとにお節介です。ご本人に聞かれてないのに、お金をもらってやってる時もあることなのに、ぎりぎりまで我慢するけど、でも言っちゃうことが時々ありました(※キネステティク・クラシック ネオのコースの時は最初から我慢してません、なぜなら参加者さんの腰痛も教材だから)。

なんで我慢できなかったかと言うと、みなさんこんな風に言ってるからです。

「年だからね」
「出産してからこうなっちゃって」
「子供を抱っこしてるから」
「仕事で重い物を持つから」
「座ったままパソコンやる仕事なので」
「太ってるから」

以上、全部人のせい、または自分以外の原因のせいです。
でも、それなら、
 年とった人は全員痛くなりますか?
 出産したら全員痛くなりますか?
 子供を抱っこしてたら全員痛くなりますか?
 仕事で重い物を持ってたら全員痛くなりますか?
 座ったままパソコンやってたら全員痛くなりますか?
 太ってる人は全員痛くなりますか?

違いますよね。ならない人はいますよね。
生まれ持った身体自体が違うこともあるでしょう(骨が太いとか?)。
でも、多くの人は、自分がやってることで、自分を痛めつけてるんです。
身体についての勘違い、癖や習慣になっている動きで、不調を作ってしまっているんです。
なんでそう言い切ってるかと言うと、上にも書いた通り、自分がそうだったからです。

私は会社員の時に施術で坐骨神経痛が一旦治って、ボディワーカーになってそれが自分のせいだったと知って、数年かけてそのことを納得して、キネステを学んだことで痛みを自分が作っているときに何が起こっているのかを、きちんと人に説明できるようになりました(そしてヒプノセラピーを学んだことで、「それ自分で作ってますよ」という説明に遠慮がなくなりました)。

自分の痛みは、自分で癒せるかもしれないんです。
それも、自分でマッサージをするとか言う表面的な対症療法ではなくて、自分の体についての勘違いについて知って、そこからくる行動を自分が正すことで、根本的なところから癒せるかもしれないんです。

「でも、やっても痛みが取れないこともあるでしょう?」と言う方、その通りです。変わらなかった方もいらっしゃいます(後で分かりましたが、原因が内臓疾患だったんです)。
だけど、自分が明らかに身体に負担のかかっていることをやっているのなら、それを止めてみる事は痛みが取れる取れないに関係なく、やってみても良いのではないでしょうか。使い方が間違っていると言うことは、今はそれが原因じゃなくても、いつか不具合が起こるかもしれないんですから。

ということでかつてはよくお節介をしていましたが、今はあまりしなくなりました。何故ならお節介しても良くならないから。自分の癖を変えようとすることは地道な作業なんで、本人が必要を感じてなければ全く続かないからです。徒労を感じすぎたので(自業自得)、余程の時以外はお節介は止めました。
なので、何か不調を抱えていて根本的な理由を知って何とかしたい方、よかったら下記のどれかにいらしてみてください。
・キネステティク・クラシック ネオのパーソナルレベル
(体験会ではなくコース、体験会だと時間が短すぎてそこまで踏み込めない←7月8月東京定期開催と7月名古屋開催、プライベートコース受付中です
今楽になって一生役立つ身体の知恵セッション
身体の勘違い改善ヒプノ(6/17開催受付中)

どれもそれぞれ特徴があります。
それらの特徴については、また改めて書こうと思います。


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