みんなの快助動画~!「両足(下肢)に力が無い方が車椅子から床へ移動する時の介助」介護に使えるキネステティク・クラシック ネオ!前編に続く後編!!
動画では伝わりにくい情報を補う方法についてです。
まずは前編をお読みになってから、こちらの動画をご覧ください。
これもまた両脚に力が入らない人を、車椅子や椅子から床に下りてもらうときの介助の動画です。
こちらも、NKA日本キネステティク普及協会、澤口学術担当理事ことさあさんの動画です(さあさん、いつもシェアをご快諾頂き、ありがとうございます)。
前編で、キネクラネオで扱う動きの感覚、その中でも重さを感じる固有覚の圧と緊張は、接触で感じるもの。
なので、視覚と聴覚を主に扱う動画で伝えること、教育は誤解を生む可能性が高いので避けることが多い、と書きました。
ですが、解決策はあります。
上記の動画でさあさんは、わかりやすい言葉で動きを言語化して、解説を加えています。
このブログでも何度か書いていますが、動きを言語化することの意味の一つは、伝達が容易になることです。
キネステティク・クラシック ネオは、動きを言語化する道具です、という説明を良くするのですが、その際に言語化のテクニックについて聞かれることが時々あります。
上の動画を見てお気づきになるかもしれませんが、言語化に必要なのは、テクニックではありません。
自分に何が起こっているのかを知覚することと、言語化してみようとすること、そのきっかけを得ることです。
言語化すること自体は、特別なことではありません。日ごろ言葉を使って意思疎通をしている人なら誰でもできることです。
そのネタとして、自分が何をしているかを感覚を使って知ることが必要なのです。知覚無しで言語化をしようとすることは、どこに蚊がいるのか分からないのに闇雲に手を振り回して追い払おうとするようなものです(季節的な比喩…)。
よくわからない方、もっと知りたい方、実際にやってみたいと言う方は、キネステティク・クラシック ネオの講座や体験会にぜひお越しください。
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