緊張についての話、続き(こりと戦う、ということ)

前回っていうかさっきのブログをお読み頂いた呟きのご本人さんから、お返事を頂きました。
うまく伝えられてなかったとのことなので、続きを書きます(続きを書くことについてのご快諾ありがとうございます)。

緊張の原因は、「どうしても、こりと戦うイメージが出てきてしまうこと」だそうです。
こりと戦うことは、施術者側が求めているのかもしれないし、クライアントさんが求めてるのかもしれません。どっちかはこの際問わないことにします。
ここで、緊張という面だけから、こりと戦うことの結果を見てみましょう。
クライアントには、こりという名の緊張があります。
それと戦おうとすることで、施術者に緊張が生まれます。
前回書いたように、緊張は筋肉を通して伝わるものなので、相手に伝わります。
緊張はそのまま残ります。
以上です。

うん、大丈夫です。
お話されたことの気持ちは伝わってなかったかもしれませんが、起こっていることは、伝わってます。
やっていることの意味が分かって、やるのをやめようとすると、やめることができます(もちろん、そこで、やめないことも選択できます)。

こりと戦う、という部分には、ものすごくたくさんの要素が含まれているので、ひとつだけ書きますが、こりと戦うことは誰の要求なのかということを考えてみるといいかもしれません。
こりと戦うのがクライアントの要求であると言われるかもしれませんが、もしクライアントが「こりをやっつけてください」と言っていたとしても、こりと戦ってくれという意味ではないことがあります。こりを解消したいなあと思ってるとしたら、こりと戦うことは、真逆の結果を産みます(なんで?と思った方は、この記事の初めに戻って読み直してください)。
ぶっちゃけ、結果的にクライアントが楽になるなら、クライアントの言ったとおりにしなくて良いんです。なぜなら、クライアントは勘違いをしていることがあるからです。例えば、最近ちょっとずつ知られるようになりましたが、寝違えは首のせいではありません。でも、勘違いしてるクライアントさんは、「寝違えたので首をどうにかしてください」と言ってきます。そのときに、私は「それは首のせいではないです」と説明して施術するか、施術して結果を見せてから自分でケアする方法をお伝えするか、「分かりましたー」と言って首を触ってるふりをしながら施術するか、どれかをやります(どれをやるかは時間とか相手との関係性とかによります)。首だけを施術することはしません。「首をどうにかしてください」と言ってくる人の要求が、首を施術されることではなくて、首が動くようになることだからです。

ということで、こりを改善したくて来てるクライアントさんのこりと戦うことは、(立ち上がりたい人を引っ張り上げるのと同じで、)本当はやってる人と受けてる人のどちらのためにもなりません。
それを知った上で、こりと戦うこと(とか、あなたを立たせてあげるとか)を選ぶかどうかは、自分で決めていいんだと思います。
なんか最後どうしても介助のことを加えたかったようで、すみません。スマホからなので、誤変換があればあとで直しますm(_ _)m


2 Comments

  1. なるほどなるほど.よくわかります.でも,「戦う」態度を持つクライアントさんにはなかなか伝わらないかも.
    つかさんが「戦わないで受け容れる」という態度で触れるセッションを繰り返して継続すると体験から気づくかもしれませんね.
    「北風と太陽」の話と同じなのですが,これも体験していないとわからないですしね.
    それにしてもつかさんはいろんな学習を積まれているのですね.読んでいると勉強になります.ありがとうこざいます.

  2. さあさん、毎度ありがとうございます。
    実は、戦うクライアントさんには、ちょーっと戦います(爆)戦う人にはちょっと戦うとこからスタートして、そのうち戦わなくなるのを待ちます。戦う人に平和手技(お、いい誤変換ですね?!)でいくと、時間がかかるので、実際的ではないもんで…この辺は長いのと、分かる経験のある人にしか分からない説明なんで、単純化のため割愛しました。
    会って体験して話せば分かるんですが、だいたいの人に分かる程度までで終わっておくのが無難だっていうのも、文章の限界だなあと思います。
    さあさんのように有効な説明を段階的にたくさんできたらある程度解決するのでしょうね…まだまだその域には程遠いですが、そのうちなんとかなるといいなと思います。by植木等m(_ _)m

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