足のしびれと、キネステティク感覚

Facebookでネタとしてメモした、足の痺れのお話です。

ご病気と高齢で足がいつも冷たくて痺れているかたがいらっしゃって、大体毎回施術の後半は、膝下のオイルマッサージエサレン風と足の確認で終わります。
足の確認て何?と思う方、もし今靴を履いてたら、ちょっと足を意識してみてください。指を動かさないで、今、靴の中の足が、中でも足の指が、どういう状態か、全部分かります?気がついたら指が靴の中で重なっていて傷めたとか、知らない間にぶつけたとか、そういう話はご年配のかたじゃなくてもけっこうありますよね。
一般的に人は、見えないものはなかなか意識できないものです。キネステでは最初の方に感覚について体験を通して学ぶのですが、現代人がよく使っている、意識に上りやすい感覚は、圧倒的に視覚、次いで聴覚です。それらは遠感覚と呼ばれていて、離れた所でも一定の条件を満たしていれば、感じ取ることができます。
そして、そういった感覚に隠れがちですが、常に私達をささえてくれている、縁の下の力持ち的な感覚があります。キネステでは、それを「キネステティク感覚」と呼びます。キネステティク感覚にはいくつかの感覚が含まれますが、主なものは、圧や緊張を感じる感覚です。
自分の身体がよくわからない、そういう時に、第三者が触れてくれると、自分の体がどうなっているかの確認が出来ます。これは、キネステティク感覚を使うことで、ご本人に体の感覚をより感じやすくすることを促しているのですね。

…ん?
触れるのは、触覚じゃないの??
と思ったかたは、ぜひ、体験会へ。
キネステティク感覚がどういうものか、じっくり体験して頂けますよ~。


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