混んでる電車でのリュックの扱い・体のパーツの大きさについて

昨日、家族とリュック持ちで電車に乗りました。震災以降(?)ビジネスマンでもリュックにもなる3wayのバッグを持ってる人が増えましたね。という訳で、私、私の身内、3wayバッグを持ってるビジネスマンの3人がリュック持ちで狭い空間に立つという十数分を過ごすという時間を持ちました。
私はそれ以外にキャスター付きのバッグも持っていたので、その上にリュックを乗せて、キャスター付きバッグが転がらないようにおさえてました。
身内はリュックを下ろして体の前に回し、手に持って下げてました。
ビジネスマンはリュックを下ろして体の前に回し、胸の前で両手で抱えてました。
この中で車内混雑緩和にほとんど意味のないリュックの持ち方がありますね。どれでしょう。

キネステを持ち出さなくても経験上分かると思いますが、質問の答えは、バッグを胸に抱えていたビジネスマンのかたですね。背中(=胸郭)にくっついていたリュックを胸(=胸郭)に回して持っても、その高さでの容積の緩和にはなりません。さらに、体のパーツ(キネステ用語では「マス」と表現します)ごとのサイズを見てみると、胸郭は骨盤と並ぶ断面積を誇る大きめのパーツです。ですので、せっかく背中からリュックを下ろしても、胸に抱えたり、お腹の辺りに抱えていても、あんまり混雑緩和には貢献しないんですね。足の方までおろすと、人を押す感じはかなり薄れると思います。
同じ理由で、肩掛けのトートバッグも出来れば足の高さまで下ろせると、混雑的には楽になります。ただ、バッグを足の辺りでもという持ち方をすると、骨を使って重さを支持面に流すという使い方がうまくできないので筋肉を使うことになり、長時間持っているとけっこう疲れます。網棚に上げるという選択もありますが、バッグの口が緩いとか、バッグが網棚まで持ちあがらないくらい重いとか、網棚が遠いとか、網棚に乗せると忘れ物しちゃうとか、網棚にもいろいろ問題はありますね。
そんなことを考える年の瀬の電車ですが、とりあえず、混んでる車内では、リュックはなるべく足の辺りで持ちましょう。ただでさえ押しくらまんじゅう状態なのですから、せめてリュックまでは参加させないように、気をつけておきたいものですね(^◇^;)


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