安眠や床ずれ予防にキネステを

先日マッサージをしていたら、足が気になってよく眠れない、という相談を受けました。
女性の方で、腰痛で、片足がしびれるときもある。横向きに寝るのが楽なので、そちらの足を下にして寝ている。すると、上になっている足の重みでしびれが起こってぐっすり眠れないのだけれど、逆向きに寝るのは姿勢的に慣れていない、というお話でした。

・・・おお!これはまさに、キネステの「環境」の出番ですよ!!

キネステの「環境」という項目は、全部の過程をやり終えた最後あたりに出てくる項目です。なぜなら、それまでに学んで身についてきた概念をフルで使ってあれこれやってみることが必要になるからです。
この、眠れない方の場合、下の足がしびれるのは十中八九、寝ている間ずっと上の足の重さを受けているからです。ということは、下の足に重さがかからなくなればいいのかもという仮説が立てられますね。
そこで、まず、両足を重ねることをやめて、ずらします。
ずらしてみると分かりますが、ずらす方向は大きく分けて二つあります。上の足を下の足より前に出すか、後ろに出すかです。今回は前に出したいとのことなので、上の足を下の足より前に出して、お布団におろしてもらいます。下の足はたぶん楽になったでしょう。
では、上の足は?上の足は重さは別にどうでもいいんだけど、骨盤から急な角度でお布団に降りるようになりました。今までは足の上に乗っていて、上の足としては割と快適だったのに。この状態を楽にするには、どうしたらいいでしょう?

ひとつの解決策として、なにか枕になるものを上の足の下に入れて支えにする、というのがあります。
「なんだ、そんなこと?」
はい、そうですね。そんなことなんです。重さのかかっていた下の足をどけて、その代わりにうえの足を支える枕を入れただけです。
けれど、それをキネステ的に見ると、そこには、言葉で説明できる理由があります。しかも、

「最初に足を重ねて横向きに寝ていたとき、楽ではなかった理由」
「足をずらしたら、下の足が楽になった理由」
「足をずらしたら、上の足が楽ではなくなった理由」

・・・の、それぞれの理由があります。それらの理由を言葉で説明することを、キネステでは「概念を使って分析する」といいます。
そして、その分析に基づいて、最終的に「横向きで寝るために楽な環境を整える」ことを試みることができるようになります。
この分析は、たとえば「横向きに寝るときには、足を何度の角度にずらして膝を何度の角度に曲げ、上の足の下に何センチの枕を入れましょう」というような、ノウハウではありません。横向きに寝ている状態が全体的に心地よくなるように、足だけでなく全てのパーツが楽かどうかを検証して環境を整えることが出来ますし、横向き寝に限らずどんな状況でも、概念を使って、その時に可能な限りの心地よい環境を提案することが出来ます

そんなふうにゆっくり休めるように、床ずれの予防に、楽に食事や、呼吸や、したいことができるように、キネステを。

19日の体験会、なんと当日朝まで受け付けてます。

2015年12月19日 キネステ体験会(東京・新小岩)
2016年1月23日  キネステ体験会(東京・新小岩)

環境の概念が使いこなせるようにコースで全部聞きたいわというかたは、こちらをぜひ。
2016年1月23日~25日 キネステ基礎コース(キネステティク・クラシック パーソナルレベル 東京・新小岩)

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華もち食べました。 おいしかったですが、期待が大きすぎた・・・


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